本業と同じ仕事を副業でもするのはなぜ? 実践者たちが副業で得ているもの

副業としてITベンチャー企業のキッチンで料理をする古川さん(筆者撮影)

今、「副業」への注目度が高まっています。

その要因のひとつは、「働き方改革」の一環として政府が副業・兼業の普及・促進を図っていることでしょう。また、「人生100年時代」に備え、キャリアの可能性を広げる手段として副業を考える人も増えています。

実は、今よりも90年代の方が副業を持つ人の割合は高かったようです。しかし、これまでの副業は「収入を補う」という意味合いが強かったのに比べ、今は副業の目的や内容が多様化し、関心をもつ層が広がりつつあります。

今回、本業で会社などに雇われて働きつつ、副業でも本業とほぼ同じ仕事をしている(または過去にしていた)方々にインタビューしました。なぜ、本業の時間外にまでその仕事に費やすのか? それぞれのお話から、「収入を目的としない副業」のもつ意味が見えてきます。

最近の「副業」の実態

副業者(農林漁業以外)の割合はここ20年で大きな変化なし

冒頭でも触れたように、90年代に比べると今は副業者の割合が下がっています。しかし以下のグラフを見ると、減少しているのは農林業や漁業に携わる人たち(棒グラフの緑色の部分)で、それ以外の職業(棒グラフの赤色の部分)では、副業者の割合にあまり変化がないことが分かります。

総務省「就業構造基本調査」データを元に集計した、有業者人数に占める副業を持つ人の人数の割合(『30代の働く地図』(岩波書店)第4章「なぜ副業をするのか」図1のグラフを元に、2017年の値を筆者が追加して作成)
総務省「就業構造基本調査」データを元に集計した、有業者人数に占める副業を持つ人の人数の割合(『30代の働く地図』(岩波書店)第4章「なぜ副業をするのか」図1のグラフを元に、2017年の値を筆者が追加して作成)

副業理由の4分類、本業との関連

人はなぜ副業をするのか。その理由は以下の4つに分類できそうです。

1)収入を補うため

 本業がパートタイムやアーティスト活動など、それだけでは十分な収入が得られないケース

2)失業リスクへの備え

 本業が有期雇用の場合などに、失業状態を防ぐために他の仕事もしているケース

3)経験・スキル獲得のため

 本業ではできない経験やスキルの獲得を目的とするケース

4)やりたいことをするため

 自分の楽しみのために副業をしているケース

 

東洋大学経済学部の川上淳之 准教授によると、正社員でも非正社員でも、本業の労働時間が短い場合に副業を持つ割合が多くなる傾向が見られます。ここから、「1)収入を補うため」に副業をする人が多いと推測できます。

『30代の働く地図』(岩波書店)第4章「なぜ副業をするのか」図2のグラフを元に筆者が作成
『30代の働く地図』(岩波書店)第4章「なぜ副業をするのか」図2のグラフを元に筆者が作成

独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)が2018年に行った正社員を対象とする調査では、副業・兼業を「新しくはじめたい」またはすでに行っていて「機会・時間を増やしたい」と回答した人は37.0%で、その理由として最も多いのは、やはり「収入を増やしたいから」(85.1%)でした。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構「多様な働き方の進展と人材マネジメントの在り方に関する調査(企業調査・労働者調査)」図表3-32を元に筆者が作図
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「多様な働き方の進展と人材マネジメントの在り方に関する調査(企業調査・労働者調査)」図表3-32を元に筆者が作図

しかし、理由の2番目以降は

・自分が活躍できる場を広げたいから(53.5%)

・様々な分野における人脈を構築したいから(41.7%)

・組織外の知識や技術を積極的に取り込むため(オープン・イノベーションを重視)(36.6%)

が続いており、収入以外の動機も無視できない割合であることが分かります。

今後、「収入のための副業」を考える必要のなかった人たちも副業に目を向け始め、副業の目的や内容は多様化していくことが予想されます。

本業と副業で仕事内容が異なるケースが多数派

JILPTの「副業者の就労に関する調査」(2009年)によると、本業と副業では、仕事内容が異なるケースが多数派のようです。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就労に関する調査」の図表2-4-12を元に筆者が作成
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就労に関する調査」の図表2-4-12を元に筆者が作成

また、副業が本業にどの程度役に立っているかという質問に対しては、「大いに役立っている」が18.3%、「やや役立っている」が35.2%で、役立ちを感じている人が過半数となっています。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就労に関する調査」の図表2-4-15を元に筆者が作成
独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就労に関する調査」の図表2-4-15を元に筆者が作成

同調査のデータを用いた川上准教授の分析によると、収入を増やしたいという金銭的動機による副業者は本業と副業の内容が異なり、かつ副業が本業に「役に立たない」と回答する傾向があります。一方、非金銭的な動機で副業をしている場合、仕事内容は本業と異なる傾向があるものの、「本業の役に立っている」という回答が相対的に多いとのことです。

それでは、本業と副業で仕事内容がほぼ同じという少数派の人たちは、一体どのような動機で副業をし、そこから何を得ているのでしょうか?

ここでは、保育士、ITエンジニア、料理人として働く3人の方の話を紹介します。

保育士にキャリアチェンジするタイミングで、イベントの保育スタッフも開始

渡邉 真悠子さん(筆者撮影)
渡邉 真悠子さん(筆者撮影)

渡邉 真悠子さん

本業:保育園の保育士(2018年3月まで)

副業:幼児向けイベントの保育スタッフ

渡邉さんはこの春から、幼児向けの習い事教室「PAPAMOスクール」を運営する会社の社員として働いています。それ以前は保育園に勤務しながら休日はあそび場を展開する「PAPAMO」のイベントスタッフとして働く生活が2年半ほど続きました。

(※勤務していた保育園は副業が認められなかったため「PAPAMO」の仕事はボランティアでしたが、今回は広義の副業の事例として取材しました)

子どもの頃から海外に関心があり、途上国の子どもたちと関わる仕事に憧れを抱いていたという渡邉さん。大学卒業後は国内の会社の事務職に就き、休日に子どものキャンプの引率や絵本の読み聞かせのボランティアをしていました。そのうちに海外や子どもに関わる仕事への思いが募り、保育士の資格を取ってキャリアチェンジを図ります。

「青年海外協力隊に行けたら、と考えたのですが、そのためには資格や経験が必要でした。まずは保育士の資格を取って経験を積むことにしたんです」

勤めていた会社を辞め、保育士資格の受験をしながら約半年、資格取得後は2年間、それぞれ別の保育園に勤務しました。「PAPAMO」に出会ったのは、資格の受験中です。

「当時は『PAPAMO』の立ち上げを準備している時期で、おもちゃの寄付を募集していました。それを前の会社の先輩がSNSでシェアしているのをたまたま見つけたんです」

渡邉さんがおもちゃを集めて送ったところ、運営者から「保育士になるのなら、手伝ってもらえないか」という話があり、渡邉さんは二つ返事でOKしました。20代なかばでのキャリアチェンジ、未経験で保育の仕事に飛び込もうというタイミングでの「PAPAMO」への誘いは、足りない経験を補うすチャンスだと思えたからです。

当時の「PAPAMO」は、子どもには遊びの場、親には自由時間を提供するというコンセプトのイベントを継続的に開催していました。渡邉さんらスタッフが子どもたちと遊ぶ間、保護者は別室で仕事や休憩をしたり外にでかけても良い、というスタイルです。その場で初めて出会う、年齢も発達の状態も様々な子どもたちを相手にするのは、保育園の仕事とはまた違った難しさがありました。ですが、保育園と「PAPAMO」の両方に携わることの相乗効果も大いにあったようです。

「保育の仕事は正解がないので、教えてもらうというよりも、自分で学びとっていかなければならない部分が多いです。

その点、『PAPAMO』でうまくいかなかったことを『保育園の先輩はどうやっているんだろう』と観察してみたり、逆に『PAPAMO』でうまくいったことを保育園で生かせないかと考えたり……という感じで、自分の感度を高めたり視野を広げることができたのは、とても良かったです」

「PAPAMO」でボランティアをしていたときの渡邉さん(写真提供:PAPAMO)
「PAPAMO」でボランティアをしていたときの渡邉さん(写真提供:PAPAMO)

保育の仕事は体力的にも精神的にも負荷が高いものです。渡邉さんの周りには、休日は仕事を忘れて趣味や遊びでリフレッシュするという保育士も多かったようですが、渡邉さんにはそういう願望はあまりないようです。

「私はあまりオンオフを切り替えるタイプではないみたいで。休みの日でもどうしても仕事のことを考えちゃうんです。買い物をしていても『このおもちゃ、あの子が好きかも』とか……それはそれで、楽しいんですよね」

とはいえ、多いときは毎週末「PAPAMO」のスタッフをし、平日の夜もその準備に当てるなどしていると、他に使える時間は限られてきます。「本当にしたいことはなにか、本当に大事なことはなにか」をよく考え、時間を大事に使うようになったそうです。

渡邉さんはこの春に保育園を辞め、「PAPAMO」の正式なスタッフになりました。勤めていた保育園は良い職場で仕事も楽しかったので迷いましたが、これから事業拡大していこうと頑張る「PAPAMO」のメンバーの力になれるなら、と決断。今は幼児向けの習い事教室で子どもたちと接する時間と、スポーツや芸術、科学などのプログラムの企画開発に、充実した日々を過ごしています。

本業のSEではできない経験を求め、個人でシステム開発を受注

安保 陽祐さん(筆者撮影)
安保 陽祐さん(筆者撮影)

安保 陽祐さん

本業:ITエンジニア(ウェブサービス開発)

副業:ITエンジニア(企業の業務システム開発)

安保さんは中堅のシステム開発会社でSE(システム・エンジニア)として働いていましたが、現在はITベンチャーの株式会社クレジットエンジンに出向し、金融関連のウェブサービス開発を担当しています。副業はSE時代に始め、今も続けています。

本業と副業の内容が同じである割合は副業者全体でみると少ないですが、ITエンジニアは例外のひとつでしょう。最近はクラウドソーシングや副業希望のITエンジニアと企業をマッチングするサービスなども増え、本業の合間にできる仕事が探しやすくなりました。

ただ、安保さんはそういったサービスを使わず、個人的な人脈で副業先を見つけました。小さな案件を次々と……という形ではなく、ひとつの会社の業務システムの開発を1年以上にわたって担当しています。

「アジャイル開発というやり方で、最初は必要最低限の機能を満たすものを作り、それをお客さんが使った上でのフィードバックを元に改善する、ということを繰り返しています」

安保さんのSEとしてのキャリアは5年目で、これまで様々な会社のシステム開発プロジェクトを経験してきました。顧客の業種やシステムの内容は様々ですが、Windows環境でのシステム開発が専門で、副業でもそのスキルを生かしています。しかし、本業のSEと副業では、仕事の範囲が大きく異なります。

「会社の中では開発リーダーという立場でしたが、下請け会社だったのでお客さんと直にやりとりしてシステムの方向性を考えるような機会は全くありませんでした。すでに決まっている仕様どおりに作るのが仕事です。

副業では、どんなシステムが必要なのかというヒアリングや、どうしたら業務が効率化できるかというコンサルティングも含め、設計、実装まですべて自分がやるので、かなり仕事の範囲が広がります」

もともと、仕事を効率化するような便利なアプリケーションを作るのが好きで、新入社員の頃から自分のアイデアでいろいろなものを作っていたという安保さん。やがて自分で考えるだけではネタが尽き、友人などに「何かほしいソフトはない?」と聞いて要望されたものをつくっていました。副業の機会は、その延長上に生まれました。知人の会社から業務効率化のためのシステム開発の相談を受け、正式に契約を結んで請け負うことにしたのです。

はじめの頃は平日の朝4時起きで副業の時間を作り、月に40時間くらい費やしていました。今の会社に出向後は新たに覚えなければいけないことも多く、平日は余裕がなくなったため、主に週末を使って月20~30時間をかけています。来年1月にすべての開発が終わる予定で、報酬はその後にまとめてもらう契約ですが、月当たりで10万円程度になる見込みです。

趣味の範囲を超え、対価をもらう副業にしようと考えたのは、自分の市場価値を知りたい、きちんとしたシステムを一からひとりで作る経験を積みたい、という思いがあったからでした。

「自分の発想だけで作っていると、今の自分にできることの範囲内に収まってしまいます。お客さんから要望をもらうと自分のスキルでは足りない部分がたくさん出てきて、勉強せざるを得ない、それがすごく良かったです。また、お客さんの要望を受けて自分で提案し、それを形にしていくという一連のプロセスを経験できたことで、自信もつきました」

それ以外にも副業で得られたものはたくさんありました。例えば、早起きして集中できる時間を作る習慣が得られたこと。開発したシステムに対するお客さんの反応を直接見られることの喜び。そして何よりも、自分がこれからやっていきたいことが明確になりました。

「副業をしているお客さんのところでは『他にもこんなシステムがほしい』という話が出ていますし、他の会社からも同じような話があって……。業務の効率化につながるシステムを作るというのが以前から好きだったのですが、副業を始めたことで、ニーズもかなりあることが実感できました。世の中ではRPA(Robotic Process Automation)の人気も高まっていますし、今後その分野で活躍していきたい、と考えるようになりました」

現在は出向先で学ぶことが多いため、副業は今の案件が終わったらいったん休業予定という安保さん。でも、自分の楽しみとして、あるいはスキルアップや人脈形成の手段として、余力ができたらまたやりたいと考えています。

フレンチの料理人・料理教室講師が副業でITベンチャーのキッチンに

古川 友梨絵さん。Everforthのオフィス内にあるキッチンにて。(筆者撮影)
古川 友梨絵さん。Everforthのオフィス内にあるキッチンにて。(筆者撮影)

古川 友梨絵さん

本業:料理教室講師(前職はフレンチレストランの料理人)

副業:ITベンチャー企業の料理担当

学生時代から飲食関連のアルバイトをし、卒業後は料理教室で4年、飲食店で6年ほど料理人のキャリアを積んできた古川さん。今は週5で料理教室の講師をしながら、副業としてITベンチャーである株式会社Everforthのキッチンで料理をしています。

古川さんは求人情報サイト「Wantedly」に登録しており、その経歴を見たEverforth側から「会社で料理をしてほしい」と声をかけられたことから副業が始まりました。

都内の一軒家をオフィスにしている同社では人を招いて食事会をすることがあり、その際に料理を作るのが古川さんの役目です。Everforthは古川さんの他にもうひとり契約しているフリーの料理人がいて、それぞれの都合に合わせてスケジュール調整をしています。古川さんは、本業の休みの日に副業をしています。

副業のきっかけになった「Wantedly」はIT企業の情報が多く、飲食関連の仕事を探すのには不向きです。なぜ古川さんが登録したのかというと、実は料理の世界を離れて別の仕事をしようと考えていました。

「料理の仕事は大好きなんですけど、飲食店は体力仕事ですし、女性がずっと続けていくのは難しいと思ったんです。例えば子どもができたりしたら、子育てしながら飲食店で忙しく仕事をしているイメージが湧きませんでした」

家庭との両立がしやすいオフィスワークの仕事に就きたいと考えましたが、転職活動はうまくいかず、最終的には料理教室を運営する会社に転職することになりました。周りに既婚者も多く、飲食店よりは融通がききやすい環境だそうです。

古川さんがEverforthの食事会用に作った料理(写真提供:Everforth)
古川さんがEverforthの食事会用に作った料理(写真提供:Everforth)

特に副業をしたいと考えていたわけではない古川さんですが、誰かのために料理をするのが大好きで、その機会が増えるのが嬉しくてEverforthの話を受けたと言います。

「料理を作ることに関して、疲れたとか面倒だな、と思ったことが1回もないんです。友達の家で料理をしたりするのも大好きで、ここで作っているのも、趣味なのか仕事なのか分からないくらいです」

Everforthで料理をするときは、特に事前に内容を相談したりせず、当日キッチンにあるもので人数に合わせたメニューを作ります。料理人としての技量が試されますが、「その場で考えながらやるのが好き」という古川さんには、それも楽しいようです。

「事前に適当に買っておいてもらったものを冷蔵庫から出して、とりあえず切りながら何を作るか考えて、『じゃあ、こうしよう!』みたいな感じでやっています」

副業には、レストランや料理教室の仕事とは違う楽しさがあります。例えば、飲食店で働いているときは売上など経営面のことも考える必要がありましたが、副業のときは美味しいものを作って喜んでもらうという、本当に好きなことに集中できます。料理教室では自分が作ることよりも生徒が作ることがメインになるため、副業で思う存分腕を振るう機会があって良かった、と感じているそうです。

副業で得る、仕事の喜び、スキル・経験、キャリアの可能性

お話を聞いた3人の大きな共通点は、「本業の職業が好きである」ということでした。だからこそ、副業でもそれをするのです。

さらに、安保さんや古川さんの例からは、本業よりも自由裁量がある副業は、本業以上の喜びや充実感を得られる機会であることが分かりました。これは、先に挙げた副業の理由の4分類の内、「4)やりたいことをするため」に当たる例です。

同じ「4)やりたいことをするため」でも、「本業は好きになれず、副業で好きなことをする」という人たちもいます(例えば、本業は会社の事務職で副業はイラストを描いている、等)。

その場合、本業と副業の相乗効果は比較的少なくなりますが、3人の場合は副業での経験が本業にダイレクトに役立つという効果が見られます。つまり彼らの副業は「3)経験・スキル獲得のため」にもなっています。

特に渡邉さんは、そのメリットを意識して副業に積極的に取り組んでいました。安保さんも、現在の会社の仕事にというよりは、自身の今後のキャリアの可能性を広げるのに、副業経験が支えになっていきそうです。

対価はそれほど重視していないのも3人の共通点ですが、だからといっていい加減な仕事をするのではなく、話の端々にはプロ意識が感じられました。そこが趣味と副業の違いで、仕事として責任を持ってやるからこそスキル・経験の獲得という効果が得られるのではないでしょうか。

大きな社会変化の中、これからは自分のキャリア形成を会社任せにすることはできなくなっていきます。ここで紹介した副業の経験談が、自律的にキャリアを切り開き、豊かな人生を送っていくためのヒントになれば幸いです。

【この記事は、Yahoo!ニュース個人の企画支援記事です。オーサーが発案した企画について、編集部が一定の基準に基づく審査の上、取材費などを負担しているものです。この活動は個人の発信者をサポート・応援する目的で行っています。】