夏休み! 知っておきたい、レンタカーのドライブレコーダー最新事情

夏休み、レンタカーを使う機会も増える季節です。ドライブレコーダーも必需品ですね(写真:アフロ)

 夏休みシーズン到来! レンタカーでのドライブ旅行を計画している方も多いことでしょう。私も旅行や仕事でたびたびレンタカーを利用するのですが、最近気になるのは、レンタカーを借りる場合の「ドライブレコーダー」事情についてです。

 交通事故やあおり運転に巻き込まれるなど、いざというとき、ドライブレコーダーが大切な証人となってドライバーを救ってくれることは、個人ニュースでもたびたび記事にしてきました。また、私のもとには、交通事故でご家族を亡くされたご遺族から、「事故の真実が捻じ曲げられているようだ……」という切実な声がたびたび寄せられるのですが、もしドライブレコーダーさえあれば、こんなに苦しまれることはなかったのに、と思うことがよくあります。

■レンタカー会社によって装備にばらつきが

 

 すでにご自分のクルマにドライブレコーダーを装備している方は多いでしょう。でも、レンタカーの場合は、必ずしもドライブレコーダーがついているとは限りません。ただでさえ慣れないクルマ、しかも、旅先では知らない道を走ることになりますので、なおのこと必要性を感じますよね。

 そこでまず、レンタカーを借りるときには、ドライブレコーダーがついているかどうかを確認してみましょう。

 実は、つい数日前のこと、あまりの猛暑に耐えかねて、「涼しい北海道へ飛んで行きたいなあ」と思い立った私は、千歳空港のレンタカー数社に問い合わせてみたのです。すると、ニッポンレンタカーは、乗用車クラスの車種には基本的に無料で標準装備されているとのことでした。

 一方、トヨタレンタカーは、これから装備する予定はあるけれど、この夏休みにはまだ準備が整わないとのことでした。

 大手2社に問い合わせてみて、すでにドライブレコーダー対応に大きな差があることがわかったのですが、会社や営業所、またレンタル期間や車種によってもそれぞれに異なるようなので、ご自身が出向く場所に応じてそのつど問い合わせてみるのがよいでしょう。

北海道のまっすぐな道をドライブ。爽快です!(筆者撮影)
北海道のまっすぐな道をドライブ。爽快です!(筆者撮影)

■レンタカーに自分のドライブレコーダーを装着するのもOK

 とはいえ、たとえドライブレコーダーがついていなくても、自分で持参したものを使うのは自由とのことです。トヨタレンタカーにたずねてみたところ、「もちろん、ご自分のドライブレコーダーをお使いいただくことは、まったく問題ありません」という答えが返ってきました。

 電源はシガライターのソケットに差し込んで取ればOKですし、カメラはダッシュボードやフロントガラスに吸盤で取り付けるタイプなら、クルマを傷つけたり汚したりすることもないので安心ですね。

 また、レンタカーにもともと装備されているドライブレコーダーの場合は、その中の映像や音声データはあくまでもレンタカー会社のものになりますので、逆に、自分のものをつけておく方が、何かあったときに自分の意思で使えるので安心できるかもしれません。

 そんなわけで、私は携帯に便利なコンパクトなタイプのドライブレコーダーを1台購入し、旅先に持参することに決めました。

 最近は猛暑で車内が異常な高温になるので、安全のため、バッテリーのないタイプにしようかな? と考えています。

カーショップで携帯用のドライブレコーダー選び。たくさんありすぎて迷ってしまいます……(筆者撮影)
カーショップで携帯用のドライブレコーダー選び。たくさんありすぎて迷ってしまいます……(筆者撮影)

■レンタカー業界にもドライブレコーダー普及。プライバシーはどうなる?

 ちなみに、一般社団法人全国レンタカー協会では、平成30年4月1日付で標準貸渡約款を一部改正し、ドライブレコーダーの装着に係る規定を追加したそうです。

 今後、レンタカーにもドライブレコーダーがどんどん取り付けられる予定だそうですが、それは、レンタカーでのドライブ中の会話や映像が記録されるということであり、利用者としてはプライバシーがどこまで守られるのか、ちょっと不安ですよね?

 そこで、レンタカー業界ではその点に配慮し、今回の約款改正で、『事故等が発生した場合に限りドライブレコーダーを作動すること』と規定し、具体的な運用や情報の管理については、レンタカー会社ごとに細かい規則を設けて対応していくことになったそうです。

 あえて「事故等」という文言になっているのは、事故だけでなく、そこに至る前の「危険運転」や「あおり運転」なども含まれるとのことです。

 今後はレンタカーにもドライブレコーダーが普及し、安心が高まる一方、自分自身の運転が知らぬ間にしっかり記録されているということも認識する必要がありそうです。安全運転を心掛けたいですね。