言い訳無用のブルース・ギター一匹狼。ウルフ・メイルが日本上陸

画像

“ブルース・ギター一匹狼”ウルフ・メイルがプレイするのは、言い訳無用のブルース・ロックだ。

ジミ・ヘンドリックスやスティーヴィ・レイ・ヴォーンに通じるワイルドな弾きまくりと、ソウルフルな泣きを兼ね備えたウルフ。どんなメッセージよりも雄弁なギターによって、彼は国境を超えた支持を得てきた。彼が生まれたカナダやプロ・キャリアを築いたアメリカ、現在の活動拠点であるオーストラリアに留まることなく、ヨーロッパ諸国やロシア、そして日本の音楽リスナーを魅了している。

ブルースを直視したアルバム『アバヴ・ジ・インフルエンス』

10月にリリースされたウルフの最新アルバム『アバヴ・ジ・インフルエンス』は、そんな彼の原点であるブルースを直視した作品だ。近年の彼は独自の音楽スタイルを追求しながら、それを最も効果的に表現するためにブルースのヴォキャブラリを使ってきた傾向があるが、このアルバムではよりダイレクトにブルースそのものへと接近。前作『ベースメント・セッション』(2011)でもジョン・リー・フッカーの「イット・サーヴズ・ミー・ライト・トゥ・サファー」やリトル・ウィリー・ジョンの「ニード・ユア・ラヴ・ソー・バッド」など、ブルースの名曲をカヴァーしていたが、今回はバディ・ガイの「ダム・ライト、アイ・ガット・ザ・ブルース」をプレイ。さらにアラバマの白人ブルース・シンガー/ハーモニカ奏者、トッパー・プライスの「ロング・ウェイ・フロム・ホーム」という渋い選曲で攻めている。ウルフ自身によるオリジナル曲もブルースのフォーマットに則ったものが多く、彼がブルースの魂の源流へと一歩踏み込んでいく過程を堪能することが出来る。

2013年11月、4度目のジャパン・ツアー実現

そして、ウルフの真価が発揮されるのが、ライヴのステージ上だ。

「ブルースマンは、旅をしながら演奏をするものなんだ。昔のブルースマンはミシシッピ・デルタからシカゴ、メンフィスなどを旅してきたけど、現代のブルースマンは世界中でプレイする」と、ウルフは語る。

年間300回ともいわれる精力的なツアーによって、彼のギターとヴォーカルは研ぎ澄まされてきた。日本にも2009年1月に初上陸したのを皮切りに2010年6月、2011年8月と、ハイペースでツアーを行っており、熱気あふれるライヴ・パフォーマンスで観客を魅了してきた。約2年のブランクがあったが、2013年11月には4回目のジャパン・ツアーが実現。東名阪に狼の牙を立てることになる。

2014年、飾りのない生身のブルース・ロックを弾けるギタリストは希少種となりつつある。ウルフ・メイルは、そんな数少ない一人だ。

-

●WOLF MAIL Japan Tour 2013

11/18(月) 大阪・ROCKETS

オープン 19:00 スタート 20:00

O.A.)大山まき

11/20(水) 名古屋・LIVE HOUSE ONTEI

オープン 19:00 スタート 20:00  

O.A.)ヒヌカムブロウ

11/21(木) 東京・Rooster NorthSide

オープン 19:00 スタート 20:00 (2ステージ)