■コクハラ

ツイッターのトレンドに「コクハラ」が上がっています。

「脈のない状態で異性に告白」するのが、告白ハラスメント、コクハラだそうです。

■ハラスメントとは

ハラスメントの言葉の意味は、人を困らせること。いやがらせですから、様々なことがらがハラスメントになるでしょう。

しかし、社会的な意味でのハラスメントは、受け手が不快に思えば全てハラスメントではありません。

たとえばパワハラも、合理的な理由に基づいて行われる指導や注意であれば、基本的にはハラスメントではありません。つまり、通常の指導はパワハラではないわけです。

ハラスメントにおいては、受け手がどのように感じたかという主観面が重視されるべきですが、同時に客観性も必要になってきます。

そこが、「相手が傷ついたらいじめ」といういじめの定義とは異なるところでしょう。

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■私たちは人に迷惑をかけるもの

私たちは、一定の範囲内で、人に迷惑をかけることが許されていると、私は思います。

私が街を散歩することで、迷惑がる人はいるでしょう。でも、散歩ハラスメントだと言って散歩禁止にはなりません。

私たちは、生きていれば、誰かに迷惑をかけるものです。相手の人権を侵害してはいけませんが、私たちは互いに迷惑をかけながら生きているのです。

■愛の告白

学園アニメなどでは、うぶな女子高生が友達に励まされて、ほとんど話もしたことのない男の子に告白するシーンが出てきますね。ドラマの中では、女性主人公が、まったく異性と意識していない男性に突然告白され困惑するシーンも登場します。

若い女子の中には、発達心理学的に言ってまだ恋に恋している段階で、突然告白することがあります。

また、恋愛心理学の研究によると、男性は友情と恋愛感情の距離が近いので、女性は友情と思ってるのに、そこに恋愛感情を感じてしまうことがよくあります。

その結果、女性から見れば男性からの突然の告白になるわけです。

困惑した女性に、あっさりフラれることもあるでしょう。一方、そこから本当の恋愛関係が生まれることもあるでしょう。

■脈がある、ない?

脈があるのか、ないのか。それがわければ、苦労はしません。片思いの三分の一は実は両想いと言う人もいます。

本来なら、大人としてはマナーをわきまえべきでしょう。仮に脈がある(恋愛関係になる可能性がある)としても、TPOをわきまえないと、相手を驚かせて不安にさせたり、あるいは反射的に「ノー」を引き出してしまうこともあるでしょう。

学校や職場で、一緒に学び働き、会話をして、自分が好きであると同時に相手からも好かれているかどうかの感触を得ながら、告白のタイミングを計るべきでしょう。

でも、それって、難しいですけどね。

■ハラスメントはやめましょう/勇気をもちましょう

ハラスメントはやめましょう。あなたに悪意がなくても、冗談や、善意の時でさえも、ハラスメントになることはあります。

迷惑行為はやめましょう。自分の都合だけで行動するのはやめましょう。

けれども、何も行動しないのが良いわけではありません。

マナーと思いやりとを持ちながらも、適切な自己主張(アサーション)は、必要です(アサーション:正しい自己主張で幸せをつかもう:ケンカせず犠牲者にもならず:ヤフーニュース有料)。

恋愛に不慣れな人は、告白して断られたりしたら、ものすごく大変なことが起こると想像してしまいます。その結果、告白できなくなるのです。

たしかに、告白してフラれたら、相手に迷惑をかけるし、自分も傷つきます。しかし、それでもこの世の終わりではありません。

相手には面倒をかけることになりますが、誠実な態度を保てば、相手は許してくれるものです。自分の心の傷つきも、癒されていきます。

勇気は、無鉄砲でも自分勝手でもなく、ドキドキしながら慎重に、それでも決断して一歩を踏み出すことでしょう。