春華堂、生産休止!?:「うなぎパイ」でみんなの心を元気に:新型コロナから命を守るためのお金とローカル
■「うなぎパイ」生産休止 春華堂、新型コロナで売り上げ半減
新型コロナウイルスに関連して暗いニュースが続く中、「うなぎパイ」で有名な春華堂が生産休止です。報道によれば、外出する人が減った影響で、売り上げが半減。そのため、生産ラインを止めました。しばらくは、在庫で対応するそうです。
<「うなぎパイ」生産休止 春華堂、新型コロナで売り上げ半減:静岡新聞3/13)
このような売り上げ半減は、全国で起きていることでしょう。
大企業から、小さな個人店舗、フリーランスまで。売り上げ半減、三分の一、全滅のところもあります。どこに行っても空いています。
■お金は大切、仕事は大切
命はお金よりも大切です。でも、その命を守るためにはお金が必要です。
失業率が上がると、自殺率が高まります。新型ウイルスが流行していなくても、財政悪化は死者数を増加させるという研究もあります。
経済が動いていること、個人に仕事があることは、命を守るためにもとても大切です。
■ローカルの力
日本全体を支えているのは、日本を代表する大企業だけではなく、各地域を代表する企業であり、たくさんの小さな町工場や、小さなお店、事業所であり、そのぞれの地域で働く人々です。
「うなぎパイ」も「崎陽軒のシウマイ」も「白い恋人」も、地方発の全国ブランドです。地域の誇りであり、全国の人にとっても、なじみのある、懐かしい味です。
今回のうなぎパイ生産休止のニュースは、静岡県民ではない私にとっても、とても悲しくて悔しく感じるものです。
また、ローカルのテレビCMや、ローカルのアナウンサーも、人々に力を与えています。ローカル放送は、中央からの全国放送よりも身近に感じるので、地元の人の心に届きやすいのでしょう。
■「うなぎパイ」でみんな元気に
「夜のお菓子うなぎパイ」ですから、元気が出ます! あ、すみません。夜のお菓子といっても、精力増進という意味ではなく、夜、家族団らんのお菓子という意味ですね。家族団らんで食べても、元気が出ます。
「うなぎパイ」、どんどん買って食べましょう。在庫を失くしたら、また生産が始まります。仕事が戻ってきます。
地域にって新型コロナウイルスの事情は様々です。安易に外出は勧められません。でも、お金も使わずに閉じこもっていれば良いわけではありません。
うなぎパイだけの問題ではありません。
できる活動はしましょう。使えるお金は使いましょう。
今、行けない場所、今は使えないお金もあります。商売をしている人たちは、困っています。もう少し、待ってください。日本が滅びるわけではありません。
もう少し落ち着いたら、みんなで出かけて、みんなで買って、心も体も経済も動かしましょう。
ご存じでしょうか。うなぎパイのローカルテレビCM。元気が出ます。ユーモアたっぷりの歌と踊りですが、こんなときに見ると、ちょっと胸が熱くなります。
♪待ってるだけじゃ何も起きない~難しそうでも やってみよう~うなだれないうなぎ~うなぎの元気、根気、勇気~♪
春華堂の人気観光施設でもある工場見学は通常通りです。併設の売店とカフェも営業しています。