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「ちょっと待てよ」:あなたの苦しみを半分にする方法

碓井真史社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC
(写真はイメージ:「ちょっと待てよ」と考えよう)(ペイレスイメージズ/アフロ)

<自動思考から開放されて、「ちょっと待てよ」ができるなら、あなたの苦しみは半分になるでしょう。>

■自動思考と「ちょっと待てよ」

人間は、直感的に感じ、即座に行動します。それが必要な時もあります。自動車の運転なども、いちいち考えていたら、できません。

このような瞬間的に反応するような考え、感情、行動が、「自動的思考」、「自動的行動」です。たとえば上から何か落ちてきたら、思わず頭を手で守ってしゃがみます。もしかしたらドッキリカメラで、安全なただの空の段ボール箱かもしれません。でもそんなことを考えていて、本当に危ないものだったら大変です。なにも考えない反射的な行動が、正解です。

しかし、実はこの心理がオレオレ詐欺被害を生みます。電話の向こうで息子(と思った人)が泣いている。弁護士や刑事が出てきた。これは、緊急事態と判断して、ともかくすぐにお金を用意しようと、人は思ってしまうものです。詐欺師は、この人間心理をついてきます。

詐欺だけではなく、気持ちの落ち込みも、人間関係のトラブルも、偏見差別も、自動的思考が生み出しているのです。

■心理学的考え方は、「ちょっと待てよ」

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社会心理学者/博士(心理学)/新潟青陵大学大学院 教授/SC

1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

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