6月の最多ホームランは岡本和真と頓宮裕真の7本。岡本は2ヵ月続けて最多。月間本塁打ランキング
6月に最も多くのホームランを打ったのは、岡本和真(読売ジャイアンツ)と頓宮裕真(オリックス・バファローズ)だ。2人とも、月間7本塁打を記録した。
頓宮は、現在ブレイク中。シーズン全体のスラッシュライン(打率/出塁率/長打率)、.346/.415/.523はいずれもリーグ・トップ。当然ながら、出塁率+長打率のOPS.938も最も高い。6月のスラッシュラインは.372/.444/.731、OPSは1.175だ。
岡本は、5月の9本塁打も最多だった。他に、2ヵ月続けて5本塁打以上の選手は、5月も6月も各5本の細川成也(中日ドラゴンズ)しかいない。
森友哉(オリックス)は、3ヵ月中2ヵ月が5本塁打以上。5月の1本を挟み、3・4月が5本、6月は6本だ。ホセ・オスナ(東京ヤクルト・スワローズ)は、月間5本塁打以上こそ皆無ながら、3ヵ月続けて4本ずつのホームランを打っている。
3ヵ月続けて同じ本数、4本→4本→4本のオスナと違い、どの月も前月より増えている選手もいる。例えば、丸佳浩(読売)は1本→3本→5本。5月も6月も、前月比+2本だ。もし、奇数→奇数(前月+2本)のパターンがこのまま続けば、7月は7本、8月は9本……となる。
右肩上がりの本数の推移は、大山悠輔(阪神タイガース)と中村奨吾(千葉ロッテ・マリーンズ)も整っている。それぞれの月間本塁打は、大山が2本→3本→4本、中村は1本→2本→3本だ。
近藤健介(福岡ソフトバンク・ホークス)は、3・4月と5月のどちらも大山と同じ本数だったが、6月は6本塁打を記録した。それまでの月間本塁打は、2018年6月と2021年3・4月の5本が最も多かった。シーズン11本塁打は、すでに2021年の自己最多と並んでいる。ただ、11本中8本は、ホームの福岡PayPayドーム。それ以外は、明治神宮野球場で2本と京セラドーム大阪で1本だ。
5月の本塁打トップ10については、こちらで書いた。