フリーマンの「2000安打到達」は今シーズン3人目。この人数はさらに増える!?
6月25日、フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は、2打席続けて二塁打を打ち、通算2000安打に到達した。
2000安打以上の現役選手は、フリーマンの他に5人いる。ミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)が3119安打、ジョーイ・ボトー(シンシナティ・レッズ)が2098安打、ネルソン・クルーズ(サンディエゴ・パドレス)が2049安打、エルビス・アンドゥルース(シカゴ・ホワイトソックス)が2036安打、アンドルー・マッカッチェン(ピッツバーグ・パイレーツ)は2009安打を記録している。
アンドゥルースとマッカッチェンも、今シーズンに入ってから、2000本目のヒットを打った。それぞれ、4月5日と6月11日だ。
アンドゥルースの2000安打については、こちらで書いた。
◆「100本塁打未満で2000安打に到達したこの選手は、パワーレスなのか」
今シーズンが終わるまでには、ホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)も、このマイルストーンにたどり着くだろう。2000安打まで、あと39本に近づいている。
順調にいけば、アルトゥーベは、フリーマンの前に到達していたはずだ。昨シーズンが終わった時点の本数は、アンドゥルースが1997本、マッカッチェンが1948本、アルトゥーベが1935本、フリーマンは1903本だった。
だが、ワールド・ベースボール・クラシックの準々決勝で、アルトゥーベは死球を受け、右手の親指を骨折した。5月18日まで、故障者リストに入っていた。
アルトゥーベは、かなり少ない出場試合で2000安打に到達する。現役選手の6人は、カブレラが1663試合目、ボトーが1861試合目、クルーズが1984試合目、アンドゥルースが1953試合目、マッカッチェンが1952試合目、フリーマンは1801試合目。アルトゥーベの出場は、まだ1604試合だ。今シーズンは、例年と比べるとローペースながら、26試合で26本のヒットを打っている。
なお、現役選手では、エバン・ロンゴリア(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)も、1911安打を記録しているので、2000安打まで100本未満だ。ただ、今シーズン中の到達は、難しいかもしれない。ここまで、離脱はしていないが、レギュラーとしてはプレーしていない。39試合で28安打だ。パワーは発揮していて、ホームラン10本と二塁打7本を打っているものの、今シーズン限りで引退する可能性もある。