現役プロ野球選手は「何月生まれ」が多いのか。2月生まれには村上宗隆や周東佑京もいるが、人数は最少!?
2月は、他のどの月よりも日数が少ない。閏年でもそうだ。
2月24日の時点で、日本プロ野球の各球団に在籍している支配下選手780人と育成選手229人、計1009人を生まれた月ごとに分けると、以下のようになる。
最多は6月の111人、最少は2月の53人だ。その人数には倍以上の差がある。全体としては、4月~9月が多く、10月~3月は少なめだ。
支配下選手の780人に限っても、この分布はそう変わらない。4月~9月はいずれも70人以上(81人、75人、79人、72人、72人、80人)、10月~3月は65人以下(59人、63人、61人、56人、39人、43人)だ。最多は6月の79人ではなく、4月の81人だが、最少はこちらも2月の39人。同じように、その差は倍以上だ。
ただ、2月生まれのなかには、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)もいる。ワールド・ベースボール・クラシックのロースターに名を連ねる、2月生まれの選手は4人。2000年2月2日生まれの村上、1996年2月10日生まれの周東佑京(福岡ソフトバンク・ホークス)、1993年2月11日生まれの大城卓三(読売ジャイアンツ)、1993年2月16日生まれの源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)がそうだ。
WBCのロースター30人は、サンプル数としては少なく、日本プロ野球ではなくメジャーリーグの球団に在籍している選手もいるが、2月生まれの4人は、8月の7人と7月の5人に次いで多く、6月と11月に並ぶ。1月、3月、12月に生まれた選手は0人なので、WBCの開催中に誕生日を迎える、日本チームの選手はいない。
なお、1009人を誕生日ごとに分けると、4月16日が最も多く、10人を数える。生まれた年は、秋山翔吾(広島東洋カープ)が1988年、西川遥輝(東北楽天ゴールデンイーグルス)が1992年、キオーニ・ケラ(東京ヤクルト)が1993年、岡野祐一郎(中日ドラゴンズ)が1994年、香月一也(読売)が1996年、谷川原健太(福岡ソフトバンク)が1997年、奈良木陸(読売/育成)が1998年。あとの3人、奥川恭伸(東京ヤクルト)と玉村昇悟(広島東洋)と佐藤一磨(オリックス・バファローズ/育成)は2001年だ。
生まれた年のトップ3は、2000年の97人、1998年の96人、1999年の94人だ。いずれも、全体の9%以上を占める。