大谷翔平が今春初のホームラン。昨春は何本打って開幕を迎えた!?
3月26日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が、エキシビション・ゲームの初回にホームランを打った。今春の1本目だ。それまでは、6打数1安打、2四球。三振はなく、アウトはすべて内野ゴロだった。
昨春のエキシビション・ゲームで、大谷は5本塁打を記録している。これは、9位タイ。ちなみに、最も多かったのは、ジョク・ピーダーソン(当時シカゴ・カブス/現サンフランシスコ・ジャイアンツ)とコリー・シーガー(当時ロサンゼルス・ドジャース/現テキサス・レンジャーズ)の8本だ。
大谷の6.2打数/本塁打は、4本塁打以上の52人中、4番目のペースだった。ライアン・ジマーマン(当時ワシントン・ナショナルズ/今オフに引退)の4.5打数/本(6本)、ジェイク・マリズニック(当時カブス/現レンジャーズ※マイナーリーグ契約)の5.5打数/本(4本)、ピーダーソンの5.6打数/本に次いだ。
また、昨春の大谷は、5本塁打とともに、打率.548(31打数17安打)も記録した。こちらは、30打席以上の493人中2位。大谷の上には、打率.606(33打数20安打)のケビン・ニューマン(ピッツバーグ・パイレーツ)しかいなかった。
大谷は、2018年と2020年のエキシビション・ゲーム(2019年は出場なし)で、どちらも打率.125。計7安打のなかには、ホームランも二塁打も三塁打もなかった。それと比べると、昨春は打ちまくって開幕を迎えた。
今春、エンジェルスのエキシビション・ゲームは、あと9試合だ。大谷がすべての試合に出場するとは限らず、途中交代もあるので、ホームランは昨春より少なくなるかもしれない。ただ、レギュラーの選手にとって、エキシビション・ゲームはあくまでも調整。故障せずに開幕を迎えることができれば、成績は気にする必要はない。
なお、大谷が務める開幕投手については、こちらで書いた。