カルロス・コレイアが、代理人を変更した。WMEベースボールから、ボラス・コーポレーションに乗り換えた。ESPNのジェフ・パッサンやFOX26のマーク・バーマンらが、コレイアの声明を伝えている。

 今オフ、ヒューストン・アストロズからFAとなったコレイアは、アストロズが申し出た5年1億6000万ドルの再契約を断り、デトロイト・タイガースが提示した10年2億7500万ドルの契約テキサス・レンジャーズも却下したらしい。

 一方、こちらもFA市場に出たコリー・シーガーは、テキサス・レンジャーズと10年3億2500万ドルの契約を交わした。また、2021年の開幕直後、フランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)は、2022年からスタートする10年3億4100万ドルの延長契約を手にした。この2人も、コレイアと同じく、遊撃を定位置とする。2022年の年齢(6月30日時点)は、コレイアが27歳、2人は28歳だ。

 これまでもそうだったように、ボラス・コーポレーションの顧客は、今オフも大型契約を手にしている。FA市場に出て、ロックアウトに入る前に総額1億ドルの契約を得た6人のうち、半数の3人、シーガー、マーカス・シミエン(7年1億7500万ドル/レンジャーズ)、マックス・シャーザー(3年1億3000万ドル/メッツ)は、ボラス・コーポレーションを代理人としている。シミエンは、FAになる直前に代理人を代えた。他の3人は、それぞれ代理人が異なる。

 また、WMEベースボールの親会社であるエンデバーは――WMEはウィリアム・モリス・エンデバーのイニシャル――昨年12月にマイナーリーグの数球団を買収した。これに対し、選手会は難色を示している。メジャーリーグの球団ではないとはいえ、親会社が球団側、子会社が選手側にいることに対してだ。WMEベースボールはエンデバーから離れないと、選手会から、代理人としての認証を取り消される可能性もある。

 そうなる前に、コレイアは代理人を変更したのかもしれない。あるいは、この事態をチャンスと見て、ボラス・コーポレーション(もしくはスコット・ボラス)が、自らをコレイアに売り込んだということもあり得る。

 なお、延長契約を含めた今オフの大型契約については、こちらで書いた。

「今オフの「大型契約トップ20」。暫定1位の10年3億2500万ドルはロックアウト後に追い抜かれる!?」