今シーズン、ジョーイ・ギャロ(ニューヨーク・ヤンキース)は、109四球と200三振を記録している(9月22日時点)。どちらもア・リーグでは最も多く、それぞれ、他の選手とは10以上の差がある。100四球は9月3日、200三振は9月21日に到達した。

 2つのスタッツのうち、四球はすでに自己最多を大きく更新している。それまでは、2017年の75四球が最も多かった。200三振以上は、2018年に続く2度目。3年前は207三振だったので、こちらの自己最多も塗り替えるだろう。

 ナ・リーグとア・リーグの球史において、1シーズンに100四球以上と200三振以上を記録したのは、2012年のアダム・ダン(105四球と222三振)と2017年のアーロン・ジャッジ(127四球と208三振/ニューヨーク・ヤンキース)に続き、今シーズンのギャロが3人目だ。ギャロのホームランは、ここまで38本。2017年にジャッジが記録した52本には届きそうにないが、あと3本積み上げると、2012年のダンに並ぶ。ギャロは2017年に41本のホームランを打っていて、2018年も40本を数えた。

筆者作成
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 また、今シーズンのギャロは、584打席の59.4%が、四球か三振かホームランのいずれかだ。こちらは、このままいくと歴代のシーズン記録を上回る。現時点の最高は、2020年にミゲル・サノー(ミネソタ・ツインズ)が記録した59.0%。短縮シーズンを除くと、4年前のギャロによる58.6%が最も高く、2007年に58.2%のジャック・カストがそれに次ぐ。

 2012年のダンは56.7%、2017年のジャッジは57.1%だった。ちなみに、バリー・ボンズは、73本塁打の2001年が51.7%、232四球の2004年は51.5%だ。ボンズの三振が三桁に達したシーズンは、メジャーリーグ1年目の1986年(102三振)しかない。

 ギャロは、こちらの記録を作る可能性もある。

「史上初の「打率1割台で40本塁打以上」もある!? ここまでは打率.204で37本塁打」