日本シリーズ最初の3試合とも2得点以下は、今年の読売が7球団目。過去には優勝した球団もあるが…

原辰徳/左はスコット・サービス Mar 17, 2019(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 読売ジャイアンツは、この日本シリーズでまだ3得点しか記録していない。第1戦が1得点、第2戦が2得点、第3戦は無得点だ。日本シリーズ最初の3試合で計3得点は、歴代ワースト3位タイ。1951年の南海ホークス(1得点)と2005年の阪神タイガース(2得点)に次いで少なく、1994年の読売と並ぶ。

 ちなみに、今年の3得点(3打点)は、すべてゼラス・ウィーラーが挙げている。第1戦の4打席目に犠牲フライ、第2戦の2打席目に2ラン本塁打を打った。

 また、最初の3試合とも2得点以下は、今年の読売が7球団目だ。それまでの6球団中、1994年の読売は4勝2敗で優勝している。ただ、この年の読売は、3試合を終えて2勝1敗。第1戦は0対11と大敗したものの、第2戦と第3戦は、それぞれ1対0と2対1で勝利を収めた。第2戦の1得点は、1回裏に原辰徳工藤公康からヒットを打ち、走者を生還させた。この走者はエラーによるもの。工藤は自責点ゼロながら、敗戦投手となった。

筆者作成
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 一方、今年の福岡ソフトバンクホークスは、第1戦に5得点、第2戦に13得点、第3戦は4得点を記録している。最初の3試合で計22得点は、歴代3位タイ。2005年の千葉ロッテマリーンズ(計30得点)と2002年の読売(計23得点)に次いで多く、2001年のヤクルト・スワローズと並ぶ。

 最初の3試合とも4得点以上は、今年の福岡ソフトバンクが14球団目だ。こちらは、過去の13球団中、1961年の南海と1974年の中日ドラゴンズ、1978年の阪急ブレーブスが優勝できなかった。1974年の日本シリーズは、第1戦から第3戦まで、中日とロッテ・オリオンズがどちらも4得点以上を記録した。

筆者作成
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 それぞれのリストを比べるとわかるとおり、最初の3試合とも、一方の球団が2得点以下でもう一方の球団が4得点以上の日本シリーズは、2005年と今年しかない。