これは史上初!? それとも史上2人目!? シーズン最初の2先発とも13三振以上を奪い、合計27奪三振

シェーン・ビーバー(クリーブランド・インディアンズ)Jul 30, 2020(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 7月24日の開幕戦で、シェーン・ビーバー(クリーブランド・インディアンズ)は14三振を奪った。そして、2登板目の7月30日は、13奪三振を記録した。合計の奪三振は27。6イニングと8イニングを投げ、失点はなく、2勝を挙げている。

 イライアス・スポーツ・ビューローは「ホームからマウンドまでの距離が現在のようになった1893年以降、シェーン・ビーバーは、シーズン最初の2先発でいずれも13三振以上を奪った初の投手」とツイートした。

 MLB.comのサラ・ラングスのツイートはこうだ。「シェーン・ビーバー。なんてこと。シーズン最初の2試合で27奪三振。これはマウンドが現在の位置となった1893年以降にシーズン最初の2試合で記録した最多タイ、1954年のカール・スプーナーと並ぶ」

 これらのツイートは、矛盾していない。シーズン最初の2登板とも13奪三振以上が初、計27奪三振は2人目ということだ(いずれも1893年以降)。1954年のスプーナーは、15奪三振と12奪三振だ。2登板続けて13奪三振以上ではない。

筆者作成
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 スプーナーの場合、リーグ優勝が決まった後の「消化試合」とはいえ、メジャーリーグ初登板と2登板目だった。2試合とも、完封で白星を挙げた。

 ただ、翌シーズンは開幕前に肩を痛め、先発14登板とリリーフ15登板で防御率3.65に終わった。今シーズンがメジャーリーグ3年目のビーバーと違い、スプーナーが3年目を迎えることはなかった。1955年はワールドシリーズ優勝を味わったが、シリーズ第6戦に先発し、1アウトしか記録できずに降板したのが、メジャーリーグ最後の登板となった。マイナーリーグで1958年まで投げた後、スプーナーはユニフォームを脱いだ。