セ・リーグの首位打者は、過去6年とも、異なる球団の違う選手が獲得している。例えば、スパンを1年ずらし、2013~18年の「6年間」とした場合、そうはならない。どの年も選手は違うものの、2013年のトニ・ブランコと2017年の宮崎敏郎(崎の右上は大ではなく立)が在籍していた球団は、どちらも横浜DeNAベイスターズだ。

筆者作成
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 2014~19年のように、選手も球団もすべて異なる「6年間」は、調べたところ、他には2000~05年のセ・リーグしかなかった。パ・リーグと1リーグ時代は皆無だった。

 また、セ・リーグでは、2016年の坂本勇人(読売ジャイアンツ)から2019年の鈴木誠也(広島東洋カープ)まで、4年続けて右打者がタイトルを手にしている。

 右の首位打者が4年以上続くのは、史上4度目。ただ、1963~66年のセ・リーグは、長嶋茂雄江藤慎一が2度ずつ。1981~86年のパ・リーグは、ブーマー・ウェルズの前後に落合博満が3年連続と2年連続だ(1982年と1985~86年の落合、1984年のブーマーは三冠王)。バトンを受け継ぐかのように、右打ちの異なる首位打者が続いているのは、1950年代のパ・リーグとここ数年のセ・リーグしかない。

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 なお、2011年以降、セ・リーグの打率2位には、どの年も右打者がランクインしている。打率のトップ2に、4年続けて右打者2人が並んだことはそれまでなく、1955~57年の3年連続が最も長かった。2016年の2位は鈴木、2017年はケーシー・マギー(当時・読売)、2018年は坂本、2019年はダヤン・ビシエド(中日ドラゴンズ)。マギー以外の3人は、2位と前後して首位打者を獲得している。