グランドスラムで600号本塁打に到達はプーホルスが初めて。過去8人中、ルースとソーサの2人はニアミス
6月3日、ロサンゼルス・エンジェルスのアルバート・プーホルスが、600本目のホームランを放った。これは史上9人目。グランドスラム(満塁本塁打)で到達したのは、プーホルスが初めてだ。過去8人の600号は、ソロが2人、2ランが5人、3ランが1人。ベーブ・ルースとサミー・ソーサは、599本目がグランドスラムだった。
実は、700号や500号がグランドスラムの選手はいない。これまで、グランドスラムによる100本区切りのマイルストーン(金字塔)は、カルロス・デルガドの400号が最も上に位置していた。
プーホルスは200号も、グランドスラムで達成している。巡り合わせと言えばそれまでだが、400本塁打以上の55選手のなかで、区切りとなるマイルストーン(100号、200号、300号、400号、500号、600号、700号のいずれか)の2本がグランドスラムというのは、彼しかいない。
プーホルスの600号は、今シーズン9本目のアーチだ。エンジェルスはあと100試合以上を残しており、このペースなら、シーズン合計は24~25本となる。10年2億4000万ドルの契約が満了する2021年までプレーすれば、史上4人目の700号も見えてきそうだ。
200号と600号に続き、プーホルスは700号もグランドスラムで飾るだろうか。