マーリンズの新オーナーは殿堂選手!? ジーターに続いて300勝左腕のグラビンも買い手に浮上
マイアミ・マーリンズの買い手に、新たなビッグ・ネームが浮上した。デレク・ジーターに続き、トム・グラビンも別のグループを組織し、球団買収に動いているという。
FanRagスポーツのロバート・マリーが、4月20日にこうツイートした。「トム・グラビンとタッグ・ロムニーが一緒になってマーリンズを買おうとしている。リーグの関係者がFanRagスポーツに語った」
グラビンは左腕4位の305勝を挙げ、2014年に殿堂入りした。2020年には、ジーターもそこに加わる。疑いの余地はまったくない。
2人の対戦成績は、打率.355(31打数11安打)、3本塁打だ。この他に、1996年と1999年のワールドシリーズでも対戦していて、こちらは5打数0安打だが、両シリーズともジーターのいるニューヨーク・ヤンキースが優勝した。
選手時代と同じく、マーリンズの買収もジーターに軍配が上がるのだろうか(もちろん、どちらでもない可能性もある)。
ちなみに、グラビンとともに買収グループを形成するロムニーの父は、2012年の大統領選でバラク・オバマに敗れた。一方、ジーターがタッグを組んでいるジェブ・ブッシュは、父だけでなく兄も大統領を務めた。
ただ、ジェブ自身は昨年の大統領予備選に出馬したものの、本選には至らなかった。