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【JAZZ LIVE】“知命の祝い”をピアノに託すエンタでアートな夜会|村井秀清『生誕感謝祭!!』

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家

“ジャズの醍醐味”と言われているライヴの“予習”をやっちゃおうというヴァーチャルな企画“出掛ける前からジャズ気分”。今回は、目黒のブルース・アレイ・ジャパンで行われる村井秀清『生誕感謝祭!!』。

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2015年6月に4枚目の自己名義のアルバム『Impressions』をリリースして、Merged Imagesと名付けたクァルテットのサウンド・メイクにますます磨きを掛けた気鋭のメロディーメイカー・村井秀清の『生誕感謝祭!!』と題したスペシャル・ライヴだ。

なにがスペシャルかというと、当夜は村井秀清にとって50歳という節目にあたる誕生日。ここ1年でライヴを数多く重ね、それをアルバムという結晶に結びつけ、さらにMerged Imagesによる大晦日のカウントダウン・コンサートで札幌交響楽団との共演も予定されるなど、まさに“節目”にふさわしい活躍を刻んだアニヴァーサリー・イヤーとなった。

50歳は「知命」、すなわち孔子が“天から与えられた使命を知った”とされる年齢だ。

天命を知るべき時期に至ったアーティストの変化を体験できる、貴重な記念碑的ライヴとなるんじゃないだろうか。

では、行ってきます!

●公演概要

12月4日(金) 開場18:00/開演19:30

会場:ブルース・アレイ・ジャパン(東京・目黒)

出演:村井秀清(ピアノ)、宮崎隆睦(サックス)、砂山淳一(ベース)、新村泰文(ドラム)、Guest:篠崎正嗣(ヴァイオリン)、結城貴弘(チェロ)

♪村井秀清4th Album『Impressions』

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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