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相次ぐトラブルにCEO辞任…、Uber問題の本当の印象

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
トラブル続きのUberですが、サンフランシスコでの実際の印象とは?(写真:ロイター/アフロ)

今月のテクノロジーニュースで急展開が起きたのが、Uberの問題です。一時は無期限の休職となった共同創業者でCEOのトラビス・カラニック氏は、株主からの要求で辞任。

従業員からはカラニック氏の復帰を求める声が上がる一方で、体制の変化から「Uber 2.0」への期待感も生まれ始めました。今回の事態が軟着陸なのか、株式公開を遙か彼方に追いやる終焉の始まりなのかは、Uberの新経営陣による事態の収拾の行方次第となっています。

そんなUberについて、掘り下げます。

そもそも、Uberって…

Uberがトラブルになっていることについて、サンフランシスコ周辺で生活している人に話を聞くと、ニュースで大きく取り沙汰され批判も高まっていることとは裏腹に、意外と冷静な反応が返ってきます。どちらかというと、あきらめに近い、とも言う雰囲気で、まあ「Uberだからね」という感覚です。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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