Appleにはしてやられましたね。

プレスリリースによると、9月20日からの週末3日間で、Appleは新型iPhoneを合計900万台販売したとのことです。例年発表している予約開始後24時間での予約数を発表しなかったことから、予約数が振るわないのではないか、これに伴って販売数も危ぶまれるのではないかと言われていました。

しかしふたを開けてみれば、昨年から450万台も増加する勢いでした。以下、グラフにまとめました。

iPhoneの予約数と発売週末の販売数の推移。
iPhoneの予約数と発売週末の販売数の推移。

事前の情報が出なかったことから、もしもこの最初の週末の数字が発表されなければ昨年の数字である500万台を突破することができなかったのではないか、という憶測が走っていたのは事実です。また予約を受け付けなかったiPhone 5sの製造の遅れも、足を引っ張るのではいか、という不安がありました。

9月20日の米国発売の出足を見て、600万台以上は固いのではないか、という見方が広がりました。しかし、予測の最大値である800万台も吹き飛ばすような記録的なセールスを記録するとは、驚かされました。

これはすなわち、AppleがiPhone 5s、5cという2ラインでのiPhone発売を成功させたことを意味します。

今後、どのような国ごとの販売状況になっているのか、情報が出てくることになりますが、奇しくもBlackBerryが身売りを発表し、Microsoftが新型Surfaceを披露した日に、Appleの輝かしい成功を示すことになり、米国の夕方のニュースで、コントラストより目立たせる格好となりました。

ちなみに、オンラインでの予約が発売日に開始されたiPhone 5sは、プレスリリースによると「iPhone 5sへの需要は当初の供給量を超えましたが、オンラインで注文されたiPhoneの多くは今週から来週にかけて順次出荷される予定」とのことです。また、9月18日にリリースされたiOS 7も、既に2億台以上のデバイスで稼働していると付記されています。

今後、Appleは新型iPadやMacのラインアップの刷新を年内に発表してくるとみられており、Android陣営やMicrosoft/Nokiaが、息を吹き返したようなAppleの勢いにどのように対抗していくのか注目です。同時に、Appleは2014年の秋に、今年打ち立てた高い壁を乗り越えなければならず、新たな施策や革新が求められることになるでしょう。