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「行政書士試験」迫る!~がんばれ6万人・受験生!合格直結「3つ」の鉄則

竹内豊行政書士
行政書士試験が迫ってきました。合格のキーワードは「体調」「スピード」「運」です。(写真:イメージマート)

令和4年度の行政書士試験が来週11月13日(日)午後1時から実施されます。今年は6万479人がエントリーしています。

そこで今回は、受験生にエールを込めて、合格に直結する直前期の3つの鉄則お伝えします。

キーワード1.「体調」

体調不良で試験に臨んだら十分力を発揮できません。でしまったら思う存分力を発揮できません。追い込みたい気持ちも分かりますが、規則正しい生活を心掛けて「体調」万全で臨みましょう。

キーワード2.「スピード」

直前期でぜひ実践してほしいのが、解答の「スピード」を意識することです。試験当日はどうしても緊張やプレッシャーのために普段よりも余分に解答に時間がかかってしまうものです。

今まで受けた模擬試験や予想問題集を正確よりスピードを意識して繰り返し解いてみましょう。スピードを意識した学習はきっと試験本番で威力を発揮します。

キーワード3.「運」

直前になると、手薄な個所に気を取られてしまい、ついつい新しいものに目が行きがちです。しかし、合格に満点は必要ありません。合格ラインを1点でも超えればよいのです。得意分野は確実に正解できるように繰り返しチェツクしましょう。逆に、苦手な科目や難易度の高い分野(たとえば、商法)は「運」に任せてしまいましょう。適当にマークした番号が正解ということも十分あり得ます。

行政書士の特徴は広範な業務範囲です。そのため、自分の「好き」なことを行政書士業務にできる可能性が高い資格です。ぜひ試験本番で十分に力を出し尽くして、人生を豊かにする選択肢の一つとして「合格」を手に入れてください。心からご健闘をお祈りいたします。

参考・引用:『99日で受かる!行政書士試験最短合格術』(遠田誠貴著、税務経理協会)

行政書士

1965年東京生まれ。中央大学法学部卒業後、西武百貨店入社。2001年行政書士登録。専門は遺言作成と相続手続。著書に『[穴埋め式]遺言書かんたん作成術』(日本実業出版社)『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』(税務経理協会)等。家族法は結婚、離婚、親子、相続、遺言など、個人と家族に係わる法律を対象としている。家族法を知れば人生の様々な場面で待ち受けている“落し穴”を回避できる。また、たとえ落ちてしまっても、深みにはまらずに這い上がることができる。この連載では実務経験や身近な話題を通して、“落し穴”に陥ることなく人生を乗り切る家族法の知識を、予防法務の観点に立って紹介する。

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