いざ出陣!本日「行政書士試験」実施~合格直結の「試験当日」の過ごし方
本日11月14日(日)は、行政書士試験です。そこで、受験生にエールを込めて、合格を勝ち取るための、試験当日の過ごし方についてお話ししたいと思います。
当日の心構え~今ある力を出し尽す
とにかく今までやってきた自分の力を全て出し切ることに意識を集中しましょう。これまでに勉強してきた成果を本番で素直に出せばいいのです。逆に言うと、自分が今までやってきた以上のことは、当日できることはないのです。だから、過剰に不安に思う必要はありません。当日することは「今ある力を出し尽す」、それだけです。残り1秒まで粘り尽くしてください。
試験時間までの過ごし方~試験会場に早めに着き、持ち物は最低限に絞る
ここまできたら焦っても仕方ありません。なるようにしかならないという、いい意味での開き直りも大切です。
試験会場には早めに着きましょう。電車の遅れなど、想定外のトラブルがないとも限りません。
早めに会場に着いたら、気になる点に集中して最終確認をしましょう。試験会場に何冊もテキストを持ち込んでも、かえって不安をかき立てるだけです。当日持ち込むものは最低限のものに絞った方が迷う必要がなくなるので効果的です。
試験時の心構え~深呼吸をして平常心を保つ
試験が始まる前はリラックスすることが大切です。リラックスできれば自分の持っている力を十分に発揮できるからです。いかにリラックスして平常心で試験に臨めるかが、合否の分かれ目といってもいいでしょう。
緊張したら深呼吸をするのが効果的です。気が張っているときは呼吸が浅くなっているものです。
呼吸に意識を向けて、鼻か口からスーッと息を吐き切ってみましょう。息を深く吐くと、自然に息を吸い込むことができます。呼吸にだけ意識を向けてそれを何度か繰り返していると、自然に気分が落ち着いてきます。
本番開始の合図と共に全力を出せるように、それまではリラックスした精神状態を保っておきましょう。
不測の事態を受け入れる~「想定外」が起きるのが本番
試験を受けるにあたって心構えとして覚えておいてほしいことがあります。それは不測の事態は起きるということです。
試験本番になって、急に尿意を催したり、腹痛になったりするかもしれません。また、出題傾向がガラッと変わって、過去問にはなかったようなタイプの問題が出されたり、出題形式が変わったり、急に問題の難易度があがっていることもあるかもしれません。
ただ、そんな不測の事態が起こったとしても、それを慌てず受け入れるという心の準備をしておいてください。
試験本番では、それまでありえなかったようなことが起こるのはむしろ普通のことです。普段どおりにやりたいと思っていても普段どおりにいかないのが本番です。
予想外の事態が起こったからといって焦ってはいけません。
例えば、難しい問題が出題された場合、ほかの受験生も同じように難しいと思っている可能性が高いのです。
だから、過度に焦る必要はないのです。落ち着いて、できるところから解いていけばいいし、わからない問題があったとしても、わからないなりに食らいついていけばいいのです。
そういうときこそ、前述のように深呼吸して平常心に戻り、普段どおりに問題を解く作業を続けていきましょう。
試験が終了したら「人事を尽くして天命を待つ」という心境になれば成功です。
では、受験生の皆さまが本日の試験で力を出し切って合格を勝ち取ることを心よりお祈りいたします。
参考・引用『99日で受かる!行政書士最短合格術』(遠田誠貴、税務経理協会)