Yahoo!ニュース

速報:コロナ禍厳戒態勢の渋谷ハロウィン2020

木曽崇国際カジノ研究所・所長

さて、2020年10月30日(金)、ハロウィンウィークの金曜の夜。おそらく今年のハロウィンにおいて最も人が多いであろう渋谷からたった今帰還し、報告記事を書いておるところです。

コロナ禍の発生により厳戒態勢の今年の渋谷。ここ数年に亘って渋谷区は駅前のスクランブル交差点を歩行者天国にするなど、多くのハロウィン客の受け入れを行ってきましたが、今年に限っては「渋谷には来ないで」とのメッセージを発している状況です。果たして今年の渋谷ハロウィンはどうなってるのか?と思い、カメラを持ち出して取材に出たわけですが…

画像

結論から申し上げると、今年の渋谷は平和でした。上記写真、左側が今年、右側が昨年のほぼ同じ地点/同じ時刻の写真なのですが、今年は仮装客は見当たりません。

画像

センター街の中心もこんな感じ。写真右側に移っているドラッグストアですが、実は昨年のハロウィンではあまりに正面の道が混雑し、また店前に仮装客がたむろする事で一般客がお店に入って来れない為、早々にシャッターを閉めて店じまいをしていた店舗であります。今年は普通に営業が出来ておりました。

この他、渋谷のダンスクラブ街で、昨年はパーティイベントの参加者でごった返していた円山町も以下の様な状況。

画像

例えば上記イベントホールにはエントリー待ちの行列が少しだけ出来ていましたが、去年はこんなものではなく、文字通りイモ洗い状態でありました。以下、去年の同じ地点の写真。

画像

ということで、渋谷区の「今年のハロウィンには遊びに来ないで!」という呼びかけに、多くの人達が従っている状況で特に混乱は見られない2020年10月末の渋谷でありました。以下では、より詳細な街の状況を動画形式でレポート化にしておりますので、もしご興味のある方は合わせてご覧頂ければ幸いです。

国際カジノ研究所・所長

日本で数少ないカジノの専門研究者。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)。米国大手カジノ事業者グループでの内部監査職を経て、帰国。2004年、エンタテインメントビジネス総合研究所へ入社し、翌2005年には早稲田大学アミューズメント総合研究所へ一部出向。2011年に国際カジノ研究所を設立し、所長へ就任。9月26日に新刊「日本版カジノのすべて」を発売。

木曽崇の最近の記事