2024年は年明け早々、5名の外国人騎手が短期免許を取得してJRAを盛り上げる。今回、短期免許を取得した騎手たちは昨年12月に取得したモリス騎手以外は初取得だ。

似た名前の表記に要注意！

　まず、気を付けて欲しいのが表記だ。競馬新聞は小さい面積に多数の情報を盛り込んでいる。そのため、騎手そのものを取り違える可能性がある。

　特に、関西ではクリストフ・ルメール騎手(主な表記は「ルメール」)とオレリアン・ルメートル騎手(主な表記は「ルメート」)、関東ではリチャード・キングスコート騎手(主な表記は「キングス」)とレイチェル・キング騎手(主な表記は「キング」)を間違えないよう、注意したい。

　騎手の名前と主な表記は以下のとおり。

　続いて、各騎手を手短に紹介する。

【関東】

リチャード・キングスコート騎手

　37歳、イギリスの騎手で免許期間は1/6-2/29。契約馬主は有限会社サンデー・レーシング。デザートクラウン(2022年英ダービーを優勝)の主戦騎手だ。

■2022年英ダービー(英G1)　優勝 デザートクラウン リチャード・キングスコート騎手 / Racing TV

レネ・ピーヒュレク騎手

　36歳、ドイツの騎手で免許期間は1/6-3/3。契約馬主は有限会社シルク・レーシング。トルカータータッソ(2021年凱旋門賞を優勝)の主戦騎手だ。

■2021年凱旋門賞(仏G1)　優勝 トルカータータッソ レネ・ピーヒュレク騎手 / At The Races

レイチェル・キング騎手

　33歳、英国出身でオーストラリアの女性騎手。免許期間は1/6-3/5。契約馬主は株式会社ダノックス。2023年ワールドオールスタージョッキーズで女性騎手過去最高の2位の成績を残した。

■2023年ヘリテージS(リステッド)　優勝 オズモシス レイチェル・キング騎手 / trilogyracing

【関西】

オレリアン・ルメートル騎手

　34歳、フランスの騎手で免許期間は1/6-2/25。契約馬主はフジイ興産株式会社。ブルーローズセン(2023年仏牝馬クラシック二冠、仏G1のオペラ賞等を優勝)の主戦騎手。

■2023年 オペラ賞(仏G1)　優勝 ブルーローズセン　オレリアン・ルメートル騎手/at the races

ルーク・モリス騎手

　35歳、イギリスの騎手で免許期間は1/6-2/25。契約馬主は吉田和美氏。アルピニスタ(2022年凱旋門賞を優勝)の主戦騎手。

■2022年凱旋門賞(仏G1) 優勝 アルピニスタ ルーク・モリス騎手 / at The Races