2022年凱旋門賞 現地入りした武豊騎手の姿も見れる!有益な直前情報の取得方法は?
凱旋門賞、直前に降雨の可能性もあり
いよいよ、この日が来た。
2022年10月2日、フランス・パリのロンシャン競馬場で凱旋門賞(GI、芝2400m)が行われる。発送時刻は日本時間で23時05分(現地時間16時5分)。
今年は日本からは4頭が参戦。タイトルホルダー、ドウデュース、ステイフーリッシュ、ディープボンドが難関に挑む。
■2021年凱旋門賞(GI) 優勝馬 トルカータータッソ
気になるのは、凱旋門賞当日の馬場状態。
現地の情報によると、日本の「重」に相当する「TRES SOUPLE」。しかも、レースまでのあいだに降雨も予想されている。
と、こういった情報を筆者主導で進めるのもいいが、何せ時間の経過とともに状況が変わっていく。とくに馬場状態はかなり変化していくと予想されるので、ぜひ読者の皆さんにも"最新事情"を入手して欲しいと思う。
今回は2022年凱旋門賞の直前情報の取得方法について解説する。
さすが観光大国フランス 凱旋門賞の情報発信が熱い
筆者が積極的に利用しているのはTwitterによる情報収集だ。
このところ、凱旋門賞の直前にフランス競馬の主催者やまつわるメディアが日本向けの情報発信を数多く積極的に行っている。
日本でも凱旋門賞の馬券が発売されるとあって、日本の競馬ファンへわかりやすく説明してくれている。
しかも情報発信のタイミングがとても速い。インターネットを通じてフランスの情報をすぐに入手できるのだ。素晴らしい。
フランス競馬を主催するフランスギャロの公式サイトでは、日本語が流ちょうなジュリアンさんがいろいろと説明してくれている。馬場についての解説はこちらだ。
さすが、観光大国フランスだ。
さらに、フランスギャロはタイトルホルダーとドウデュースがロンシャン競馬場に到着した様子をtwitterですぐに知らせている。
近年、この調子でレース終了後の振り返りまで丁寧にtwitterで知らせてくれている。したがって、こういった情報を筆者がまとめるよりも、読者の皆さんに直接これらの情報に触れて最新の凱旋門賞の様子をアップデートしてほしい、と思うのだ。
メディアの公式サイトも熱心に日本向けの情報を知らせてくれる。
フランスの競馬情報紙であるパリチュルフの公式アカウントが、ドゥデュースがロンシャン競馬場に到着した様子を伝えている。
ちなみに日本の公式サイトも頑張っている。
ディープボンドとステイフーリッシュの競馬場到着の様子は以下のとおり。
こちらはJRA-VANの公式サイト。現地の競馬場の様子が伝わってくる。
おぉ、ロンシャン競馬場に到着した武豊騎手の様子だ。
また、現地で直接、日本馬を取材している取材陣からの情報発信もとても面白い。こちらは当ページもお世話になっているカメラマンさんのtwitterだが、今年の凱旋門賞の出馬表等をネットから確認できた。フランスの競馬場のプログラムはビジュアルが素敵だが、こういったものを現地に行かずとも見れるのは嬉しいかぎりだ。
凱旋門賞の情報収集に有益なハッシュタグ一覧
現地へ応援に向かっているファンの生の声も数多く上がっている。
ハッシュタグで #凱旋門賞 と入れるもよし、世界共通であれば以下のものが有効だ。
#Arc2022 凱旋門賞2022
#ArcDeTriomphe 凱旋門賞
#Qatar カタール
#QPATinside 「Qatar Prix de l'Arc de Triomphe inside」の略
#QPAT 「Qatar Prix de l'Arc de Triomphe」の略
#ParisLongchamp ロンシャン競馬場
ぜひ、競馬中継以外のフランスからの情報のシャワーを浴びながら、凱旋門賞を楽しんでいただきたい。
筆者の狙う凱旋門賞
ちなみに筆者は、心情的には日本馬、とくに横山和生騎手が乗るタイトルホルダーと今年のダービー馬であるドウデュースを応援している。
馬券で気になるのは昨年の優勝馬トルカータータッソ。ただでさえタフさが要求される坂のあるコースなのに、馬場も重いとなるとこれらへの高い適性が求められるからだ。
3歳馬のルクセンブルグは距離経験が2000mまでしかない点が不安がだが、年齢による斤量が有利な点を推したい。
■2022年アイリッシュチャンピオンステークス 優勝馬 ルクセンブルグ
そして、クリストフ・スミヨン騎手のヴァデニ。シャンティ競馬場ではあるが、重馬場のフランスダービーを優勝している。鞍上は先日、60日の騎乗停止処分が決まり凱旋門賞への騎乗も危ぶまれたが、騎乗することができた。汚名挽回のフェアプレーを期待したい。
■2022年フランスダービー 優勝馬 ヴァデニ