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中国と中東(2)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

さて、中国の中東への進出が、すべて順調なわけではない。幾つかの問題に直面している。その一つは、国内のイスラム教徒の問題である。ウイグル人の弾圧に関しては、中国政府との関係を重視してか、イスラム世界の主要国であるサウジアラビアもイランも政府レベルでは言及しない。しかし、その事実は広く知られており、庶民レベルでの対中国感情は必ずしも芳しくない。その証拠に中国と伝統的な友好国であるパキスタンで中国人を標的としたテロが起こっている。テロリストの側は、何人を狙えば、自分たちの人気が上がるか、よくわかっているのだろう。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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