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日本製兵器を求めるアジア太平洋諸国

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

安倍政権の兵器の輸出を認める新しい方針を受けてアジア太平洋各国が日本製兵器に注目し始めた。特に各国が関心を示しているのは、海洋関連の兵器である。オーストラリアは潜水艦の導入を考慮しているようだ。またアセアン諸国は哨戒機や哨戒艇を評価しているようだ。しかし海洋権益をめぐる各国の利害が衝突している例もあるので、日本製の兵器が紛争に使われる可能性も出てくる。兵器輸出の認可は、それぞれの状況を考慮して行われることになるだろう。しかし、どのような基準で判断するのか難しそうだ。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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