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ソフトバンク牧原大成の1軍復帰時期は!?「今すぐにでも、と思いますけど」復帰2戦目で3安打

田尻耕太郎スポーツライター
牧原大成内野手

【5月20日 ウエスタン・リーグ タマスタ筑後 1946人】

広島     `001312000  7

ソフトバンク `40021013× 11

<バッテリー>

【C】遠藤、新家、長谷部、●アドゥワ、一岡――石原

【H】武田、中村亮、○又吉、松本裕、尾形――渡邉陸、海野

<本塁打>

【C】二俣2号、大盛1号

<スタメン>

【C】4前川 6小園 2石原 7末包 3木下 D清水 5二俣 9大盛 8名原

【H】4牧原大 9川村 5井上 3リチャード 2渡邉陸 D正木 8上林 7生海 6勝連

<得点経過>

1回裏【H】リチャードが満塁走者一掃の3点二塁打。勝連、押し出し四球(H4-0C)

3回表【C】大盛、適時中三塁打(H4-1C)

4回表【C】二俣、左中間へ3ランホームラン(H4-4C)

4回裏【H】渡邉陸、ショート適時内野安打。正木が押し出し四球を選ぶ(H6-4C)

5回表【C】末包、犠牲フライ(H6-5C)

5回裏【H】牧原大、レフト線へタイムリーヒット。今日3安打目(H7-5C)

6回表【C】大盛、右越え同点2ラン(H7-7C)

7回裏【H】川村がセンターへ勝ち越し犠牲フライ(H8-7C)

8回裏【H】笹川、右翼フェンス直撃タイムリー二塁打。勝連がセンターへ2点適時打(H11-7C)

<トピックス>

 左太ももを痛めて離脱した牧原大成内野手は19日に実戦復帰。初戦は1番DHで出場し3打数1安打だった。

 2戦目となったこの日は初めて守備に就いた。打席には4度立ち、投手強襲ヒット・三邪飛・左前打・左前適時打で4打数3安打1打点だった。当初の予定通り、前日同様に5イニングに出場して交代した。

 出場後、牧原大は3安打した打撃について「バットも振れてますし、思った以上にボールとのコンタクトもいいかなと思います」と振り返った。さらにエンドランのサインで一塁からスタートも切るなど、足の具合は回復している様子。

 守備も「(打球が)飛んできてないですけど、動きだったり、ボールを追いかけるっていうところの反応とかはしっかりできた。よかった。体の不安はない。あとはイニングを伸ばしていくところ」と手応えを口にした。

「今すぐにでも呼んでほしいなとは思いますけど、再発してはいけない。まずはしっかり段階踏んで準備をしたい。全力プレーでやるっていうのが僕のスタイル。チームを勢いづけるためにも何かコトを起こせるようなプレーを早くしたい。ただ、タマスタでも『早く戻ってきてくれ』というファンの声が聞こえる。その気持ちは山々ですけど、本当に再発だけはしないように。今、しっかり準備してるところです」

 現時点では週明けも2軍遠征(中日戦=ナゴヤ球場)に帯同する予定となっている。その後27日のロッテ戦(PayPayドーム)からの1軍復帰を目指す形となる。

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・体調不良で離脱していた正木智也外野手が今月5日以来の実戦出場。4打数1安打1打点だった。

正木智也外野手
正木智也外野手

・松本裕樹投手が13日の出場選手登録抹消後、初めてウエスタン戦で登板した。ファーム調整後も基本的には1軍帯同で、1軍遠征時も残留組と一緒に練習していた。この日は1回無安打2三振1四球で無失点。やや制球がばらついたが、力のある球を投げていた。

松本裕樹投手
松本裕樹投手

※写真はすべて筆者撮影

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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