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堀江貴文氏が設立の「福岡北九州フェニックス」球団テーマソングを地元出身「175R」が楽曲制作

田尻耕太郎スポーツライター
球団創立者の堀江貴文氏(写真:長田洋平/アフロ)

 ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が創立者で、2022年よりプロ野球独立リーグの「九州アジアリーグ」へ参入予定の「福岡北九州フェニックス」が7月31日、球団公式ツイッターで球団テーマソングを北九州出身のロックバンド「175R」(読み:イナゴライダー)が制作することが決まったと発表した。「ファンと一緒に叫べる熱くて心躍る楽曲を制作中」とのことで、楽曲発表は2022年1月を予定している。

 「175R」のボーカル担当のSHOGO氏は「我が故郷の北九州に新たな球団ができる! 初めてニュースを見た時は心が躍りました。そしてまさか自分が球団応援歌を唄えるなんて胸が熱くなりました。球場で応援する皆さんと一緒に叫べるような、熱くて心躍る楽曲を作ります! みんなで福岡北九州フェニックスを盛り上げていきましょう!」とコメントを寄せた。

フェニックスが試合を行う予定の北九州市民球場(筆者撮影)
フェニックスが試合を行う予定の北九州市民球場(筆者撮影)

 堀江氏は今年5月の球団設立会見の際に「1つの大きな考え方としてコアな(野球)ファン層も大切なのはもちろんですけど、たまにしか野球を見ない人たちにいかに球場に来てもらうかというところにすごく力を入れていきたい。ライトなファンの人たちが楽しめる仕掛け作りをしていきたい。野球以外の部分の楽しみをたくさん作っていく。野球に力を入れないというわけではないんですけど、同じようにそういうところに力を入れていきたいと思っています」と話していた。

 オリコンチャート上位を賑わせて、紅白歌合戦にも出場した人気ロックバンドとの強力タッグは、地元ファンのみならず全国的な注目を集める取り組みになる。

 また、球団では、現在初期サポーター募集中の「FiNANCiE」にて「福岡北九州フェニックス」のトークンを購入したサポーター向け抽選特典として、SHOGO氏と一緒にテーマソングのコーラスへ参加できる企画を実施予定とのことだ。

 ただ、監督やコーチ、所属選手などのチーム編成についてはまだ具体的な情報がなく、九州アジアリーグ参入についても現時点では正式決定は出ていない。今後の動きにも注目したいところだ。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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