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「2021球春みやざき」が発表。ソフトバンク対ロッテ、西武対オリックスの開幕前哨戦も!

田尻耕太郎スポーツライター
ソフトバンクがキャンプを行うアイビースタジアム(筆者撮影)

 宮崎春季キャンプ終盤の恒例となった「球春みやざきベースボールゲームズ」の来年開催と日程が12月15日にNPBから発表になった。9回目の開催となる。

 2月23日(火)に開幕し、2月25日(木)まで計6試合が開催される。昨年より1試合減った。

 参加チームは宮崎市内でキャンプを行う予定の福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズ、宮崎県日南市南郷町をキャンプ地にしている埼玉西武ライオンズ。そして沖縄でキャンプを張っている千葉ロッテマリーンズも参戦して、パ・リーグの計4球団が腕試しをする。ただし、各球団とも来年2月の春季キャンプの実施日程、キャンプ地についてはまだ正式発表が行われていない。また、例年参加している韓国プロ野球チームの参加は、来春はない。

パ4球団が宮崎集結。計6試合を開催

 毎年のことだが、春季キャンプの仕上がりをチェックできる絶好の機会であると共に、ペナント開幕に向けた調整期間とはいえ、同一リーグの戦いだけに、火花散る熱戦への期待に胸膨らむ。

 ソフトバンクはまず西武戦に臨み、その後ロッテと2連戦を行う。3月26日にPayPayドームで行われるペナントレース開幕戦の相手がロッテ。注目の顔合わせが宮崎でいきなり実現する。

 そして2試合が組まれているオリックス対西武も開幕と同カードになっている。

 ソフトバンクとしては、3年ぶりのリーグ優勝を果たした2020年シーズンも最終的に大差でゴールテープを切ったが、10月9日時点では勝率1厘差のゲーム差0まで大接近されるなどし烈な優勝争いを演じてきた。また、2019年シーズンの対戦成績8勝17敗に続き、一時は大苦戦も強いられた。2021年のパ・リーグ2連覇に突き進むソフトバンクにとって、ロッテ戦は大きなカギを握る対戦カードになることは間違いない。キャンプ中の練習試合という意味を超えた大事な戦いになりそうだ。

 なお、試合観戦について、有観客か無観客など、詳細については現時点では決まっていないとのことだ。

「2021球春みやざきベースボールゲームズ」日程

2月23日(火)ソフトバンク×西武(アイビー)13:00

        オリックス×ロッテ(SOKKEN)13:00

2月24日(水)ソフトバンク×ロッテ(アイビー)13:00

        オリックス×西武(SOKKEN)13:00

2月25日(木)ソフトバンク×ロッテ(アイビー)12:30

        オリックス×西武(SOKKEN)12:30

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。現在は「Number web」「文春野球」「NewsPicks」にて連載。ホークス球団公式サイトへの寄稿や、デイリースポーツ新聞社特約記者も務める。また、毎年1月には千賀(ソフトバンク)ら数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。2020年は上野投手、菅野投手(巨人)、千賀投手が顔を揃えた。

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