Yahoo!ニュース

スイーツ芸人が厳選!人と差がつく「大人のバレンタインチョコ」5選

スイーツなかのスイーツ芸人

よろスィーツ!スイーツなかのです。

今回は「大人のバレンタインチョコ」をテーマに、5つのチョコレートを選んでみました。

美味しさはもちろん、パッケージのデザインも含め、こだわりの詰まったものばかり。贈り物としても、自分へのご褒美としても、きっと気持ちが高まるはず。

ボンボンショコラからオランジェットまで幅広く揃えてみたので、皆さんの心に残るチョコと出会えたら嬉しいです。

パレスホテル東京の「Chiyo Choco ~2023 edition~」

「Chiyo Choco ~2023 edition~」3,800円
「Chiyo Choco ~2023 edition~」3,800円

東京・大手町にある「パレスホテル東京」。

千代紙をモチーフにした「千代ちょこ」は、ホテルの名物チョコレートでお馴染み。

2019年からは、通常の「千代ちょこ」とは別に、特別版の「Chiyo Choco」も発売。毎年アーティストとコラボしたデザインが展開されており、ぼくも日頃から手土産で重宝している。

厚さ約2mmの繊細なつくり。
厚さ約2mmの繊細なつくり。

今年のイラストは、Rooo Louさんが手がけたもの。ホテルのお客さん、働くスタッフさん、お濠の白鳥など、パレスホテル東京ならではの情景がポップなタッチで描かれている。

カカオの含有量ごとに全6種の詰め合わせで、口どけも良く一枚一枚大切に食べたくなるリッチな味わい。見た目だけでなく、美味しさも兼ね備えたチョコレートだ。

ペストリーショップ「スイーツ&デリ」(パレスホテル東京 B1F)

https://www.palacehoteltokyo.com/newsroom/latest-news/restaurants-bars/valentines-day-selections/

※直営店・オンラインにて販売

和光の「スペシャリテ」

「スペシャリテ(15個)」6,696円
「スペシャリテ(15個)」6,696円

東京・銀座にある「和光」。

5代目のシェフ ショコラティエ・小熊亮平さんは、洋菓子のワールドカップと言われる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の日本代表チームに選ばれ、準優勝を獲得された超実力派。

今年のバレンタインのテーマは「ボヌール(幸福)&エスポワール(希望)」で、小熊シェフがテーマからイメージしたカラーは黄色や金色。新作のチョコには、柚子、金柑、金胡麻など色から着想を得た食材で手がけた。

真っ赤な箱も高級感があって素敵。
真っ赤な箱も高級感があって素敵。

ハート型のボンボンショコラは、黄色のフルーツ「仏手柑」を使ったフレーバー。心地良い酸味がホワイトチョコのまろやかな甘みとバランス良く合わさっている。

他のフレーバーもクオリティが高く、こだわりと美味しさが見事に調和した、素晴らしい詰め合わせだ。

「ケーキ&チョコレートショップ」(和光アネックス 1F)

https://shop.wako.co.jp/c/valentine

※直営店・オンラインにて販売

ボンボンショコラの「オレンジサブレ」

「オレンジサブレ(17枚入)」2,700円
「オレンジサブレ(17枚入)」2,700円

滋賀県・長浜市にある「ボンボンショコラ」。

オーナーシェフ・前田こず枝さんは、フランスのアルザスやリヨンのお店で経験を積まれた方。帰国後に地元でお店をオープンし、数年前からはビーントゥーバー製法のチョコレートも手がけている。

中でも「オレンジサブレ」は知る人ぞ知る逸品。国産バレンシアオレンジの皮と果肉を使ったサブレに、ダークチョコレートをコーティングしたもので、シンプルながら奥深い美味しさ。

サブレのザクザク感も最高。
サブレのザクザク感も最高。

ビターなチョコにオレンジの風味が寄り添い、力強く爽やかな味わいがとっても良い。サブレの香ばしさも心地良く、一枚一枚の食べ応えも抜群。

鮮やかな青い缶に描かれた猫は、シェフが猫好きだからだとか。オシャレで上品なデザインは贈り物にもぴったりだ。

「Le bonbon et chocolat」

https://bonbon-chocolat.shop-pro.jp/

※直営店・オンラインにて販売

ル・ショコラ・アラン・デュカスの「ペピクール ミカン」

「ペピクール ミカン」5,400円
「ペピクール ミカン」5,400円

フランス・パリ発のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。東京・日本橋にショコラ工房を構え、今年で日本上陸5周年を迎える。

バレンタインの新作は、ミカンとチョコの組み合わせ。ミカンの果汁を合わせたビターな味わいのガナッシュ、ミカンの風味がひろがるアーモンドのプラリネ、2種のフレーバーが楽しめる。

プラリネ(左)とガナッシュ(右)の2種。
プラリネ(左)とガナッシュ(右)の2種。

ぼくはここのプラリネが大好きなので、これだけたっぷり味わえるのが大満足。香ばしさと爽やかさが調和し、ガナッシュと交互に食べるのがなんとも優雅。

フランス語で小さなハートを意味する「ペピクール」が商品名にもあるように、ハートの並んだデザインに心をくすぐられる。温もりのある春らしいパッケージに、うさぎの絵柄も今年にぴったりだ。

「Le Chocolat Alain Ducasse」

https://lechocolat-alainducasse.jp/valentine

※直営店・オンラインにて販売

タダシナカムラ エキュの「オランジェット」

「オランジェット」3,969円
「オランジェット」3,969円

大阪にある「タダシナカムラ エキュ」。

オーナーシェフ・中村忠史さんは、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションさんから厚い信頼を得て、各国の「Joël Robuchon」のパティスリー部門の総指揮を執られていた方。

昨年、大阪にお店を立ち上げたが、その前はチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」にてご自身のブランドを出店。

肉厚のオレンジがたまらない。
肉厚のオレンジがたまらない。

ぼくはその時に中村さんのチョコレートを初めて食べて、その美味しさに驚いた。ボンボンショコラも素晴らしいが、この「オランジェット」も絶品。

フランス・コルシカ産のマンダリンオレンジに、ホワイトチョコを合わせたもの。中には獺祭入りのビターチョコを忍ばせ、まろやかな甘さと共にふくよかな味わいが口にひろがる。

オレンジの香り高さも力強く、自分へのご褒美に食べたい美味しさだ。

「TADASHI NAKAMURA équ」

https://fujingaho.ringbell.co.jp/shop/g/g056F-340/

※直営店・オンラインにて販売

撮影=スイーツなかの

スイーツ芸人

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、芸人の道へ進み、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を始める。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数テレビ番組に出演。「CREA」「ViVi」で連載を持つなど、ライターとしての顔も持つ。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売、コンクールの司会や審査員を務めるなど、多岐にわたり活躍している。

スイーツなかのの最近の記事