週末から週明けは気温が乱高下。福岡では史上最も遅い初雪のラストチャンス?

九州の雪(写真:田村翔/アフロ)

全国で春から初夏の陽気

13日の最高気温(気象庁)
13日の最高気温(気象庁)

今週初めまでは、この冬最も強い寒気の影響で寒さが続きましたが、寒気が抜けた後は、一転して暖気が優勢となり、きょう(木)は全国的に春の暖かさとなりました。

最高気温をみると、関東から九州では20℃以上の赤い地点が多く、目立った所では、和歌山県新宮24.8℃、静岡23.7℃など、5月から6月並みの汗ばむような陽気となった所もありました。東京都心でも18.2℃まで上がっています。

さらに北海道では10℃を超えた所も多く、2月としては観測史上最も暖かくなった地点が続出しました

上空は初夏から真冬へ乱高下

上空の気温予想(ウェザーマップ)
上空の気温予想(ウェザーマップ)

この先、日曜日頃までは上空の気温が平年より10℃前後も高く、全国的に2月とは思えないような暖かさが続く見込みです。

日曜日は低気圧が日本海で発達するため、関東など広い範囲で春一番が吹く可能性もあります。

ところがその後は、一転して大陸から寒気が流れ込む予想で、これが日に日に強い予想となっている状態です。

週明け、月曜日から火曜日にかけて、上空1500メートル付近で真冬の目安といえる-6℃以下の寒気が本州付近をすっぽりと覆い、特に九州北部には-10℃前後のかなり強い寒気が流れ込む予想です。

この冬、福岡の高層観測で最も低かった気温は、午前9時の観測で昨年12月27日の-6.6℃、午後9時の観測で昨年12月31日の-9.2℃ですから、九州北部に流れ込む寒気としてはこの冬最も強くなるかもしれません。

福岡では観測史上最も遅い初雪も?

九州の2月17日の予報(ウェザーマップ)
九州の2月17日の予報(ウェザーマップ)

この強い寒気の南下を反映して、九州の福岡では週明けの月曜日から火曜日の予報が曇り一時雨か雪となりました。

この冬は九州付近に寒気が流れ込むことが少なく、初雪を観測したのは未だに佐賀だけという状態です。ただ週明けに流れ込む寒気は九州にも雪をもたらすのに十分な力を持っている強いものです。

この冬、九州では雪を観測せずに終わってしまう地点が続出してしまう可能性も十分にあったのですが、週明けがある意味、初雪のラストチャンスとなるかもしれません。もし福岡で雪を観測すれば、1890年の統計開始以来、最も遅い初雪ということになります。

また九州以外も、来週の週明けは一時的に真冬に戻ったような寒さ、寒の戻りとなりますので、気温の乱高下に十分ご注意下さい。