網走で流氷接岸初日。今後の南風での動向に注目。

オホーツク海の流氷の様子(11日正午ウェザーマップ)

網走で接岸初日

網走地方気象台発表資料
網走地方気象台発表資料

きょう午前9時、網走地方気象台から流氷の接岸初日が発表されました。

接岸初日とは、流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路が無くなり船舶が航行できなくなった最初の日となります。

タイトル画像の気象衛星からの様子で確認すると、オホーツク海から網走付近に水色で着色された領域が接岸しているのが分かります。この水色部分は地上の積雪や上空の氷晶でできた氷雲などで、氷である流氷も同じように水色に着色されています。

流氷の推移(ウェザーマップ)
流氷の推移(ウェザーマップ)
天気図(気象庁資料に加工)
天気図(気象庁資料に加工)

今年の流氷は暖冬の影響でオホーツク海を南下するのが遅れ、2週間前の1月28日の状況をみても、流氷は網走沖100キロ程度にあるものと思われ、流氷を目視で確認できる流氷初日が1946年の統計開始以来、2番目に遅い2月9日までずれ込みました。

しかし平年ならばこの流氷初日から接岸初日まで12日もかかるのですが、今年はわずか2日で、まさにあっという間の流氷接岸となったようです。

その理由は2月9日からきょう11日まで北海道付近は西高東低の冬型が続き、継続して強い北寄りの風が吹き続けたため、流氷が順調に陸地付近まで南下し、到達したものと思われます。

また通常ならばこのまま3月頃まで海は氷に閉ざされて、3月後半以降の海明けや流氷終日を待つことになるのですが、実はこの先数日間は冬型が崩れ、冬季にしては珍しく暖かな南風が吹く気圧配置となりますので、もしかしたら週末にかけて、一度陸地から流氷が離れてしまう可能性も考えられます。

気象庁発表の網走の予報をみても、このあと14日(金)頃にかけて、冬場としては珍しく南風が吹き、最高気温は5℃前後と4月上旬並みの暖かさが続く予想です。

週末にかけての流氷の動向(網走気象台の発表)に注目です。