台風20号は姿を変え本州に接近も?
台風20号は転向し、本州の南へ?
台風20号は沖縄の南でやや発達しており、きょう午前3時現在、中心気圧996hPa、最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートルの勢力で、北西に進んでいます。
今後はもう少し発達し、あす日曜日には、中心気圧990hPa、最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルと、小さいながらも暴風域を持つ台風となる見込みです。
その後、月曜日から火曜日にかけては、北から北東方向へ転向し、徐々に衰えながらも沖縄本島へ接近する見込みで、予報円の真ん中を予想通りの勢力で進むと、水曜日にかけて、温帯低気圧に変わりながらも、西日本の南海上に進んでくる予想です。
ただ5日後、水曜日の予報円は直径が1000キロ近くもあり、北寄りに進めば九州や四国にかなり近付く可能性がある一方、南を進めば、本州の南をかなり離れて進む可能性もあります。
さらに速度の予想は15キロ程度とかなりゆっくりなので、少しでもスピードアップすれば、火曜日にはもう西日本の南へ到達している可能性も考えられます。
いずれにしても、台風の20号の進路予想はまだかなり不確実な状況ですから、今後も最新の情報を頼りにして下さい。
日曜日夜には沖縄本島へ近付く?
あす日曜日は秋雨前線も弱まりながら本州の南へ南下するため、関東甲信や東北の被災地を含めて、晴れる所が多くなるでしょう。
ところが徐々に台風20号が近付く沖縄本島では、夜になると雨や風が強まる心配があります。また高波にも注意が必要です。
月曜日は沖縄の東へ?
月曜日以降の雨や風の予想は、今のところ、台風20号が予報円よりもやや早めに進む計算となっていますので、ご注意下さい。
ただ大まかには沖縄の東へ次第に台風20号が進み、その北側にある秋雨前線が再び北上するため、本州の南岸から次第に雨となってきそうです。
火曜日以降は姿を変え、本州接近も?
その後、台風20号は、火曜日から水曜日にかけて、温帯低気圧に変わりながらも本州の南へ進んでくる予想で、秋雨前線の活動も活発となるため、西日本から東日本の広い範囲で雨となる計算です。
温帯低気圧に姿を変えたとしても、雨量がまとまり、風も強まる心配があります。
今後も最新の台風情報にご注意下さい。