来週は再び”台風”が日本の南へ?
日曜日には熱帯低気圧が発生へ
タイトル画像にあるとおり、日本のはるか南東の海上に新たな雲が発生しています。
きょう午前9時の実況天気図をみると、この付近にLマークがありますが、これは低圧部と呼ばれ、周囲よりも気圧は低いものの、循環が弱くて、中心が特定できないところ。
しかし、この低圧部が日曜日午前9時には中心付近の循環がまとまり、熱帯低気圧(TD)が発生する見込みです。
まだこの熱帯低気圧がどのように進むか?あるいはどれ位発達するか?などの情報は出ていませんが、海水温の高い領域であるため、今後台風に発達する可能性も十分に考えられるでしょう。
ECMWFの予想
参考までにECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の発表では上図のような予想となっています。
位置関係では、上述の熱帯低気圧とみられる低気圧が次第に顕在化し、発達しながら小笠原の南を西進し、来週の後半には日本の南海上に達する予想です。
これはあくまでもECMWFの計算ですが、発達の度合いから見て、この低気圧は台風と見られます。
この北側にある太平洋高気圧の勢力次第では、日本列島を指向する可能性も考えられますので、今後の情報に注意が必要かと思われます。