台風18号、東日本や北日本でも早めの備えを

台風18号の雲の様子(2日16時ウェザーマップ)

低気圧に変わっても勢力を維持

台風18号の予報円と予想天気図(ウェザーマップ)
台風18号の予報円と予想天気図(ウェザーマップ)

最新の台風情報(気象庁発表)

台風18号は黄海を北東方向に進んでおり、今夜からあす木曜日の朝にかけて、朝鮮半島を進んだ後、午後3時には日本海で温帯低気圧に変わる見込みです。

温帯低気圧に変わるといっても、冷たい空気を巻き込んで、前線を伴った低気圧に構造が変わるだけで、特に弱まるということではありません。

その証拠に、あさって金曜日午前9時、日本海にある低気圧は990hpaの勢力を維持しており、この低気圧が金曜日夜から土曜日朝にかけて、北日本を通過する見込みです。

午後6時過ぎに気象庁から新たな情報が発表されました。東日本や北日本でも早めの対策が必要です。

木曜日はW杯2試合に大きな影響も?

雨と風の予想(ウェザーマップ)
雨と風の予想(ウェザーマップ)

木曜日午後3時、台風18号が温帯低気圧に変わると予想される時刻の雨や風の予想です。

日本海には低気圧に伴うしっかりとした渦構造がみられ、また南にのびるやや活発な雨雲の帯が近畿地方を通過する計算です。この雨雲付近では周辺より強い南風を伴う予想で、平均10メートルから15メートル程度の強風を伴うかもしれません。

あすは近畿地方でW杯2試合が行われる予定です。

東大阪市で午後2時15分にジョージア対フィジー戦、続いて神戸市で午後7時15分に大注目のアイルランド対ロシア戦。

ラグビーは強風の影響をかなり受ける競技ですから、雨や過酷な蒸し暑さとともに強風を味方につけたチームが有利となるかもしれません。

金曜日の日中は関東でも南風強まる

雨と風の予想(ウェザーマップ)
雨と風の予想(ウェザーマップ)

台風から変わった低気圧は金曜日の日中にかけて、日本海を東進する見込みです。

低気圧に近い北陸では、海上を中心に暴風が吹くおそれがあり、関東の沿岸部でも平均12メートル以上の強い南風が吹く予想です。

台風15号で大きな被害が出た房総半島でも、先日の台風17号と同じようにブルーシートが飛ばされるような強風のおそれがあります。

断続的に雨を伴う見込みですから、なるべく木曜日の内に、できる限り、早めの確認、対策を行った方がいいでしょう。

金曜日夜は北日本で荒天に

雨と風の予想(ウェザーマップ)
雨と風の予想(ウェザーマップ)

金曜日夜になると低気圧の中心は青森や秋田など、東北日本海側に接近してくる見込みです。

この時点でも低気圧の中心付近では平均20メートル前後の強風を伴っており、瞬間的には30メートル以上の暴風を伴うおそれがあります。

また低気圧の北側に暖気と冷気が衝突することによる活発な雨雲が発生し、この雨雲のかかる東北北部や北海道では激しい雨を伴って、大雨となるおそれもあります。

低気圧に変わると進路予想が出なくなることもあり、つい油断してしまいますが、北日本でも早めの雨対策や風対策を心がけて下さい。

土曜日朝まで荒天続く

雨と風の予想(ウェザーマップ)
雨と風の予想(ウェザーマップ)

その後、低気圧はあまり衰えることなく、土曜日の朝にかけて、北日本を通過する見通しです。このため、土曜日朝の時点でも、まだ北海道の東部を中心に強い風や強い雨が残っている予想です。

今後の情報に十分ご注意下さい。

参考:スポーツナビ