週明けから台風の接近に要注意か?
熱帯低気圧が発達しながら北西進
グアム島近海にあった発達した積乱雲のかたまりが、きのう午後3時に熱帯低気圧となりました。
発表された予想天気図によると、この熱帯低気圧(TDマーク)は今後徐々に発達しながら、土曜日にかけて、北西方向へ進む見込みです。
今のところ、土曜日午前9時の段階でも、まだ熱帯低気圧の予想となっていますが、このあと台風へと変わる可能性があるとみられ、気象庁は週間予報の解説文にすでに台風になった場合の注意喚起を始めています。
以下がきょう昼前に発表されたものです。
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の予想
参考までにECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の発表では上図のような予想となっています。
グアム島近海の熱帯低気圧と思われる低気圧(熱帯擾乱)が週明け月曜日に沖縄の南に達する予想で、火曜日に沖縄付近を北上したあと、水曜日から木曜日頃に、本州付近を通過するような計算となっています。
これはあくまでもECMWFの計算で、日々変わることも多いため、まだまだ参考情報ではありますが、最悪は勢力の強い台風として日本付近に到達する可能性もあるため、今後の最新情報に十分ご注意下さい。