6日は厳暑、7日は梅雨入りとともに大雨か
きょう5日(水)は急な雷に要注意
きょうは上空の寒気や南からの湿った空気の影響などで、東北から関東甲信を中心に、大気の状態が非常に不安定となりそうです。
気象庁からも大雨や雷などに関する情報が出されています。
午前中はおとなしい天気でも、午後は急激に雷雲が発達し、激しい雷雨となる恐れがあります。
気象庁のレーダーを使うなどして、空模様の変化にご注意下さい。
あす6日(木)は梅雨入り前の暑い晴天
あす木曜日になると、北日本でやや雲が多いものの、東日本や西日本では晴れて、夏至(6月22日)直前の強烈な日差しが照り付けるでしょう。
上空にも暖かな空気が流れ込むため、一気に気温が上昇する予想です。
予想最高気温をみると、関東から九州にかけて、30℃以上の真夏日を示す赤色が広がっています。
良く晴れたり、風向きなどの気象条件によっては、関東甲信の内陸などを中心に、35℃以上の猛暑日が出るかもしれません。
気象庁が発表しているあす木曜日の予想最高気温は、熊谷、甲府、京都、山口、日田などで33℃、前橋、さいたま、岡山などで32℃、東京都心でも31℃と10日ぶりの真夏日となる予想です。
またコンピュータの予想では、埼玉、群馬、岐阜、広島県などの内陸で、34℃~35℃位まで上がる所がある計算です。
梅雨入り前の厳しい暑さですから、熱中症に警戒して下さい。
あさって7日(金)は梅雨入りとともに大雨か
あさって金曜日になると西から梅雨前線や低気圧が近づき、一転して雨の降り出す所が多くなるでしょう。
雨の範囲は金曜日の夜にかけて、東日本にも広がる見込みです。
この雨をきっかけに上空から地上にかけて、気圧配置は典型的な梅雨のパターンに移行しますので、すでに梅雨入りが発表されている九州南部以外の西日本から関東甲信にかけて、一斉に梅雨入りの発表があるものと思われます。
そして梅雨入りとともに大雨に警戒が必要です。
金曜日は西日本に非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、九州や四国を中心に雨脚が強まり、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。
あくまでもコンピュータの計算ですが、金曜日から土曜日にかけての総雨量が熊本や鹿児島県などの九州で200ミリ~300ミリ程度が予想されています。
その他の西日本でも南に向いた斜面を中心に、所々で100ミリ以上の大雨が計算されています。
厳しい暑さの晴天から一転して、梅雨入り早々の大雨となる恐れがありますので、今後、気象庁から出されるであろう防災情報にご注意下さい。
また先日から始まった警戒レベルの発表があるかもしれません。
合わせて注意が必要です。