東京都心の無降水記録は週末に初雪と共に終止符か?

都心の雪(写真:ロイター/アフロ)

週末に南岸低気圧

週末の予想天気図(ウェザーマップ)
週末の予想天気図(ウェザーマップ)

東京都心はクリスマスイブから一滴の降水も観測されないまま、1月9日で17日が過ぎ去りました。

1月10日も全く降らないと18日連続(継続)となり、冬期間としては統計史上9番目の記録に並ぶことになります。その可能性は非常に大きいと言えるでしょう。

乾燥注意報も昨年末から継続して出されており、まさに記録的なカラカラ状態が続いていますが、そんな中、ようやく東京都心にも降水のチャンスが巡ってきました。

しかも初雪と共に無降水状態に終止符が打たれるかもしれません。

そのわけは冬季の関東平野に最も降水をもたらす可能性が高い南岸低気圧が通過する予想だからです。

この南岸低気圧、主体は南の海上を離れて通りますが、その北側に別の小さな低気圧(気圧の谷)が発生し、この降水域が土曜日の夜から日曜日の朝にかけて、関東南部を中心にかかる予想です。

しかも上空には平野部にも雪をもたらすような寒気が流れ込むため、降水量次第では雪化粧する所が出る可能性もあります。

ただ小さな低気圧(気圧の谷)の予想はまだブレが大きく、ほとんど降水をもたらさない可能性もあるため、最新の情報を頼りにしていただきたいと思います。

週末の雨や雪の予想

雨や雪の予想(ウェザーマップ)
雨や雪の予想(ウェザーマップ)

あくまでも現時点での予想ですが、土曜日の夕方以降、関東や東海の沿岸部に降水域がかかり始め、午後6時には気温の低い山梨や長野で弱い雪が降り始める予想です。

雨や雪の予想(ウェザーマップ)
雨や雪の予想(ウェザーマップ)

午後9時になると、関東南部にも弱い降水域が広がってくるでしょう。

この時点で、東京都心の気温は5℃~6℃あり、雨で降り出す予想ですが、八王子では気温が1℃程度に急降下し、多摩地方ではみぞれや雪の所が多くなる予想です。

雨や雪の予想(ウェザーマップ)
雨や雪の予想(ウェザーマップ)

その後、夜遅くにかけて、降水域は関東北部にも広がり、群馬や栃木では弱いながら雪の所が多くなるでしょう。

深夜0時の時点で、東京都心の気温はまだ4℃程度あり、雨だと思われますが、練馬やさいたまでは2℃~3℃位まで下がり、雨に雪が混じるかもしれません。

雨や雪の予想(ウェザーマップ)
雨や雪の予想(ウェザーマップ)

さらに日曜日の午前3時の予想ですが、この頃が降水のピークとなる計算です。ピークと言っても、それほど強く降ることはなく、1時間に1ミリ前後の弱い降水とみられます。

気温が下がり、東京都心にもみぞれゾーンが接近していますので、未明~明け方にかけて、雪が混じり、初雪となるかもしれません。

また内陸では、降水や気温の下がり方次第でうっすらと雪化粧している可能性もありますが、今のところ、多く降り積もるようなことは考えづらいと思います。

このあと午前6時頃まで降水域が残りますが、午前9時頃までには多くの所で止む予想となっています。

上記はあくまでも現時点での予想であり、低気圧の挙動次第では降水の時間や形態、範囲が大幅に変わる可能性があります。

しつこいようですが、今後も最新の予想に注意するようになさって下さい。