東京都心の真夏日連続記録は台風7号が通過するまで続く?
東京都心は午前8時過ぎに30℃到達
太平洋高気圧にすっぽりと覆われている関東甲信地方は、きょうも朝から強い日差しが照り付けて、厳しい暑さとなっています。
東京都心の気温は午前8時過ぎには早くも30℃に到達し、これで8日連続の真夏日となりました。
今の時期に(7月上旬まで)東京都心で記録した最も長い真夏日の連続記録は9日で、過去3回あります。
1979年(6月18日~6月26日)
1948年(7月2日~7月10日)
1894年(6月27日~7月5日)
あす(火)も真夏日となることはほぼ間違いなく、9日連続となり、過去の記録に並ぶでしょう。
また台風7号が日本海へ進むあさって(水)も真夏日の可能性が高く、おそらく10日連続で、今の時期の最長記録を更新することと思います。
ところが台風7号(あるいは温帯低気圧)が東へ抜ける木曜日以降は梅雨前線が本州付近へ南下し、関東甲信で言えば、戻り梅雨となるため、一旦真夏の空と真夏日は途切れることとなりそうです。
台風7号は九州へかなり接近する見込み
沖縄地方に大荒れの天気をもたらした台風7号は強い勢力となって、東シナ海を北上しています。
今後は少しずつ東寄りに進路を変えて北上し、あす(火)日中には九州北部へかなり接近する予想となっています。
太平洋高気圧の勢力がもう少し弱まれば、予報円にもある通り、九州北部に上陸する恐れも考えられる進路予想です。
台風の接近する九州や中国地方を中心に暴風が吹き荒れるでしょう。
さらに今回の台風は中心の東側に非常に活発な雨雲を伴っており、これらの雨雲や湿った空気のぶつかる九州~四国にかけて記録的な大雨となる恐れがあります。
また台風から変わった低気圧の通過する北日本でもあさって(水)以降は大雨となることが予想されており、十分な警戒が必要です。