関東地方は、日曜日に低温、月曜日は大雨に注意が必要
台風５号は月曜日に関東の南を通過へ
タイトル画像にもある通り、台風５号は大きな雲を伴い、しかも円形度が増してきており、徐々に発達しながら沖縄本島の南の海上を北上中です。
今後は一時的に暴風域を持つ大型の台風として日曜日には沖縄の大東島地方を通過し、月曜日の午後には関東の南の海上をやや離れて通過する見込みです。
発生した当初はややぶれていた進路予想もここにきて正確度を増してきており、ほぼ予想されたコースや速さで火曜日には日本の東海上へ抜ける見通しです。
台風がかなり近付く大東島地方や伊豆諸島では台風の直接的な影響を受けそうですが、本州付近の陸地では大荒れとなるようなことはないとみられます。
ただ梅雨前線の影響で、関東や東海では大雨となる恐れがあります。
日曜日の関東は一気に肌寒く
日曜日の予想天気図をみると台風５号はまだ南の海上に離れていますが、それより北にある梅雨前線の影響で、東日本や西日本では雨の所が多くなるでしょう。
特に北にある高気圧から冷たい空気の流れ込む関東地方では、暑かったきょうとは一転し、一気に肌寒くなりそうです。
関東は１０℃以上も低下。体調管理に注意
土曜日は関東から九州にかけて３０℃以上の所が多くなり、特に関東地方では東京都心で３２．０℃、横浜で３１．３℃と今年初めての真夏日を記録したほか、館林では３４．６℃と今年全国で一番の暑さを更新しました。
ところが雨で冷たい空気の流れ込む日曜日の予想気温をご覧ください。
朝から日中にかけてほとんど上がらず、せいぜい２０℃程度で、きょうより１０℃～１５℃も低くなる予想です。
季節が真夏からGW前へと大きく逆戻りしたような肌寒さとなりますので、日曜日は服装の他、体調管理にも十分な注意が必要です。
月曜日の午前中は関東で雨のピークか？
雨で気温の上がらない日曜日から月曜日に変わると、今度は南の海上を通る台風５号によって刺激された梅雨前線の活発な雨雲が関東や東海へかかる恐れがあります。
台風５号が関東の南を通る月曜日の午後より早いタイミングで、月曜日の未明から昼頃にかけて、最も雨が強まる心配があり、月曜日の朝の通勤通学の時間帯の関東はザーザー降りで、大雨となっている可能性もあります。
風はそれほど強まらずに、交通機関への大きな影響はあまり考えられないものの、土砂災害や河川の増水、低地の浸水などには注意、警戒が必要です。
今後も気象庁から発表される最新の台風や大雨情報にご注意下さい。
