東京都心、9月上旬としては46年ぶりの寒さ。
北風に変わり、気温が急降下
昨日(1日)、9月のスタートは思いの外、関東でも晴れ間が広がり、各地で気温が上昇、東京都心でも27.4℃まで上がりました。
しかし、夕方には雨が降り出し、冷たい北東の風も手伝って、一気に20℃近くまで下がりました。
さらに夜遅くなるにつれて北~北西の風に変わってきたため、内陸からの一段と冷たい空気が流れ込み、各地で20℃を下回ってきています。
東京都心でも昨夜21時29分に19.8℃を観測し、この夏以降、初めて20℃を下回りました。20℃未満となるのは6月29日以来、ほぼ2か月ぶりです。
その後も気温は下がり続け、けさ(2日)4時37分には16.9℃まで下がっています。(午前7時6分に16.8℃の最低気温を記録)
この時期20℃を下回ることは時々ありますが、9月上旬に17℃を割り込むのは1971年9月10日16.7℃以来、46年ぶりのことです。
きょうの関東地方は午前中は雨が降り、気温も20℃には届かず、北風も強いため、かなりの肌寒さとなるでしょう。
長袖の上にさらに羽織るものがあった方がいいかもしれません。
ただ午後には日差しが戻り、気温は上昇、25℃近くまで上がる予想です。
大型台風15号は足早に日本の東を北上へ
大型で強い台風15号はけさ3時現在、父島の北東約210キロにあり、時速10キロで北東に進んでいます。
父島は60時間近く暴風域に入っていましたが、昨夜遅くようやく暴風域から抜けました。
今後は徐々に加速しながら北寄りに進み、あす日曜日にかけて、日本の東を離れて北上する見込みです。
台風は日本からは離れて北上しますが、大型のため、引き続き、東日本~北日本の太平洋側では強風や高波に十分な警戒が必要です。