『ROCKY』のスピンオフである『CREED』も早いもので3作目が作られ、既に米国では上映された。『ROCKY』シリーズでは、ジョー・フレージャー、ロベルト・デュラン、トミー・モリソン、アントニオ・ターバーといった世界王者が出演して花を添えたが、日本で26日に公開となる『クリード～過去の逆襲～』には、元WBAスーパーライト級暫定チャンプのホセ・ベナビデス・ジュニアが、かなり重要な役柄で抜擢された。もちろん、セリフもたっぷりあり、スクリーンでも存在感を放っている。

　ホセ・ベナビデス・ジュニアは2022年7月30日に、2階級制覇王者、ダニー・ガルシアに判定負けを喫した。その際、スーパーウエルター級でリングに上がったベナビデスは、ヘビー級のファイターを演じている。

　ベナビデスは気の強い選手だが、その良さが今回の作品にも生かされているように感じた。また、レフェリー、リングアナウンサー、ESPN、DAZNなどのメディアは、全て本物である。

　あなたはどんな着眼点で、この作品の面白みを感じるだろうか。