FCバルセロナが、間もなく日本にやって来る!
本コーナーに何度もご登場頂いているセルヒオ・エスクデロは、驚きを隠せなかった。
エスクデロはアルゼンチン出身。兄は1979年ワールドユース東京大会であのディエゴ・マラドーナと共に世界一となったピチ・エスクデロ。息子は現京都サンガのエスクデロ競飛王。
自身はアルゼンチン、スペインでプロキャリアを積み、アルゼンチンユース代表、ビーチサッカーアルゼンチン代表に選出された。引退後は、柏レイソル青梅、レッズ・ユース、埼玉栄高校、エルサルバドルのプロチームでの指導者を経て、現在はFC Futureで指揮を執る。その彼が、7月のビッグマッチについて語った。
「いやぁ、楽しみですね。チャンピオンズリーグの準決勝みたいなカードが日本で催されるんですもんね。バルセロナvs.チェルシーですか! 胸が躍りますよ!!」
先日発表された「Rakuten CUP」。7月23日に埼玉スタジアムにてFCバルセロナとチェルシーFCが、27日にはFCバルセロナとヴィッセル神戸が対戦する。
「バルセロナもチェルシーも"相手にとって不足無し"と感じる筈です。プライドを懸けて本気でプレーするでしょう。ベストメンバーではなく、1.5軍くらいの顔ぶれで戦う可能性もありますが、新顔や若手にとっては自分をアピールするいいチャンスです。レベルの高い試合が予想されます。
ヴィッセルにとっては歯が立たない相手ですが、抜かれること、かわされること、潰される体験が次に繋がります。とてもいい勉強になるでしょう。イニエスタ、ビジャ、セルジ・サンペルにとっては、古巣とのゲームです。楽しみにしているでしょうね」
Rakuten CUP開催記者会見のために来日した元バルセロナの選手で現在はテクニカルセクレタリーを務めるエリック・アビダルは語った。
「私たちは楽天と、未来を信じる想い、地域コミュニティのエンパワーメント、他者への敬意、そしてチームワークという共通の価値観に基づいた関係を築いています。我々は、『mes que un club(クラブ以上の存在)』というスローガンを掲げていますが、楽天との関係も、『パートナーシップ以上』のものです。この夏、楽天のサポートのおかげで、2015年ぶりに『FCバルセロナ』のファーストチームの訪日が実現することになり『チェルシーFC』と『ヴィッセル神戸』との特別な試合が行われます。私たちは、近年『チェルシーFC』と素晴らしい戦いを繰り広げていますし、日本で対戦できることを大変楽しみにしています。また『ヴィッセル神戸』においては、『バルサファミリー』だったイニエスタ選手、ビジャ選手、サンペル選手の3選手が所属していることから私たちにとって特別な試合になるでしょう。日本のファンに『バルサ流』のサッカー技術をお見せできることを楽しみにしています」
「世界トップ選手のプレーを生で目に出来るのですから、絶対に見逃せませんね! 今からワクワクしています」(セルヒオ・エスクデロ)
さて、どんなゲームを見せてくれるか。