日本で活動もしたK-POPガールズグループ、GFRIEND(ジーフレンド)が突然解散することが決まった。ファンはもちろん、K-POPを知る人たちも少なからず衝撃を受けたはずだ。

GFRIENDが所属していたSOURCE MUSICが5月18日に公式立場を発表し、「GFRIENDとの専属契約が来る5月22日に終了する」と明かした。「GFRIENDと当社は悩みと深度のある議論の末、それぞれの道でより良い姿を見せていくことで意味を集めた」と伝えた。

事実上の解散を意味するが、この発表に驚いたのは当事者であるメンバーたちも同じかもしれない。

翌日、ファンに向けて直筆の手紙を書いたメンバーたちは、それぞれこれまでの感謝を伝えたりしたが、オムジは「準備されていないさよならを悲しむ私たちのBUDDY(GFRIENDのファンネーム)の心を抱きしめたい」と書いた。

リーダーのソウォンも「公式的なGFRIENDは終了しますが、私たちは終わりではないので、苦しまないでほしい。突然の知らせに驚いたはずのBUDDYに申し訳ない」と綴った。

ソウォンは今年1月に自身のインスタグラムに何気なく投稿した数枚の写真が、意外な誤解を生んで批判の対象になり、本人も責任を感じて心を痛めていると報じられたが、今回の解散報道でまたしてファンを悲しませてしまったことに責任を痛感していることだろう。

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実際、突然の解散発表によって、新型コロナで延期されていたサイン会も中止となり、ファンクラブの利用期間が残っている人には随時返金がされるという。当分、混乱は続きそうだ。

GFRIENDは筆者も過去に何度もインタビューしており、2018年当時は「ついに日本で正式デビューを果たしましたし、書き下ろしの日本オリジナル曲も披露できました。さあ、ここからもっと頑張るぞー!とメンバーみんながやる気満々です」と元気に話していたことが思い出される。

デビュー7年目に解散多い…なぜ?

ただK-POPガールズグループの“このタイミング”での解散は、それほど珍しいことではないかもしれない。というのも、GFRIENDは2015年にデビューしているため、6年目で解散することになったが、同じような時期に解散してしまうグループが多いのだ。

韓国では「魔の7年ジンクス」という言葉あるほど、これまで多くのガールズグループが同じようなタイミングで解散してしまっている。

例えば、2009年に発表した『Muzik』が大ヒットし、翌年には日本デビューも果たした4minute。ヒョナのワンマンチームとされるなか、契約満了を迎えた2016年6月、ヒョナを除くメンバーたちの再契約交渉が決裂。解散を余儀無くされた。

KARAの後を継ぐグループとして注目を集めていたRAINBOWも、2016年10月の契約終了に伴いメンバー全員が退社を決意し、解散。BIGBANGの妹分としてデビューした2NE1もデビュー7年目を2016年に電撃解散している。

他にもSISTARやmiss Aといったガールズグループが解散したのも、デビュー7年目だ。

では、なぜデビュー7年目での解散が多いのか。それは2009年から始まった「大衆文化芸術人の標準専属契約書」制度が背景にある。

この制度によって、韓国ではプロダクションとアーティストが7年以上の契約が不可能となっている。つまりアイドルたちはデビュー時に最大で7年契約を行い、7年目に再契約の時期を迎える。

その再契約の時期に様々なトラブルが生じることも珍しくない。メンバー同士の不仲や事務所との利害の不一致などが原因で、存続か解散かの瀬戸際に立たされ、結果的に解散となることが少なくないため、「魔の7年ジンクス」と呼ばれているわけだ。

TWICEやRed Velvetは大丈夫?

GFRIENDの解散によって、彼女たちと同じような時期にデビューしたガールズグループへの関心も高まっている。

最近では、2014年デビューのMAMAMOOが所属するRBWと再契約するかが注目を集めた。

RBWは今年1月、「当社はMAMAMOOメンバーたちとお互いの信頼を土台に再契約を議論中」と明かして心配されたが、ソラとムンビョルに続き、3月にファサも再契約しており、ジンクスを乗り越えたと見られている。

2014年8月にデビューしたRed Velvetも、今年がデビュー7年目だ。途中から合流したイェリを除いた、アイリーン、スルギ、ジョイ、ウェンディがSMエンターテインメントとの再契約対象者となっている。

そして2015年10月にデビューしたTWICEも近い将来、再契約のシーズンを迎えることになる。6月11日にニューアルバム『Taste of Love』を発売予定と活発に活動している彼女たちだが、無事に再契約を乗り越えられるかが注目される。

いずれにしてもGFRIENDの突然の解散で、またしても繰り返された“魔のジンクス”。これ以上、繰り返されないことが望ましいが、はたして。