不倫ドラマの名作『昼顔』も!!韓国でこれからも続く日本ドラマのリメイク

2016年に韓国で放送された『昼顔』(韓国「チャンネルJ」公式サイトより)

4月スタートの春ドラマが各テレビ局で次々と始まっている今日この頃だ。韓国でも新作ドラマの放送や制作決定のニュースが舞い込んでいるが、ひとつ紹介したいニュースがある。

2014年に放送されたフジテレビ系ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(以下、『昼顔』)が、韓国のチャンネルAでリメイク制作されることが決まったのだ。

「昼顔」という流行語を生み出し、2017年には劇場版映画が公開されるほど大ヒットした同作は、韓国でも日本プログラム専門ケーブルテレビ局チャンネルJで放映され、韓国でも日本ドラマファンたちの間で大人気を博した。

SNSやブログで「上戸彩の再発見」「吉瀬美智子の魅力が爆発している」という声が寄せられるほど主演キャストの演技が好評を得ただけでなく、演出・脚本・音楽の三拍子が揃った作品と絶賛されたのである。

(参考記事:韓国のテレビ関係者に聞いた、韓国で人気の「日本ドラマBEST 5」は?)

4月5日にはキャストも発表に。パク・ハソン、イ・サンヨプ、イェ・ジウォン、チョ・ドンヒョンらアラフォー実力派の役者たちがキャスティングされ、今年上半期の放送を予定しているだけに今から楽しみでもあるが、韓国ですでに放送中のリメイクドラマもある。

『悲しいとき恋する』(原題)と『ザ・バンカー』の2作だ。

『悲しいとき恋する』は、1999年に放送された野島伸司脚本のドラマ『美しい人』(TBS)のリメイク版。全40話の長編ドラマとして2月より放送スタートしており、現在も好評放送中だ。

ただ、主演を務める美人女優パク・ハンビョルが降板を求められるといった騒動が起きたことはマイナス・イメージにもなっている。

最近韓国で波紋を広げている「V.Iスキャンダル」にパク・ハンビョルの夫が関係していることが明らかになったため、一部視聴者からクレームが寄せられたのだ。

それでもパク・ハンビョルは「主演女優として最後まで責任を果たしてから、自分の人生を振り返る時間を設ける」と、SNSに謝罪文を掲載してから出演を続けているが、V.Iスキャンダルがこんなところにまで影響を及ぼしたことには驚きだ。

一方、周良貨原作の漫画『監査役 野崎修平』を原作にした『ザ・バンカー』も、同時間帯視聴率で2位を記録するほど順調ぶりを見せている。

2018年に織田裕二主演で日本でも実写ドラマ化されているが、韓国版はそれらを参考にして現地の事情に合わせた脚色が加わった。キャストには名だたる大物俳優陣が集結していることもあって「日本ドラマのリメイク作の中でも名作誕生の予感」と期待する声も多く、今後の展開に注目が集まっている。

(参考記事:【2019年版】韓国でリメイクされた日本のドラマを一挙紹介。えっ、あのドラマまで!?)

ドラマだけでなく、映画でもリメイクブームは続く。2003年に公開された妻夫木聡、池脇千鶴主演の映画『ジョゼと虎と魚たち』が、来年公開を目標に韓国でリメイク制作されることが決まっている。

同作は2004年に韓国で公開され、韓国公開1・2周年を記念して再上演、そして2016年3月にも再上映されている。

日本のラブストーリー映画ブームの火付け役になっただけでなく、「韓国人が好きな日本映画」でいつも上位にランクインするほど根強い人気を誇る作品だけに、ファンの間では韓国版のキャストに注目が集まっている。

(参考記事:日本作品が原作の韓国映画、その“本当の評判”と成績表を一挙紹介)

先日、日本でも写真集を発表するなど若手俳優としてバツグンの人気を誇るナム・ジュヒョクが主人公役に抜擢された。韓国で愛されている作品だからこそ、リメイクの出来栄えが気になるところだ。

先日、ドラマ『リーガル・ハイ』の韓国リメイク版が視聴率低迷のまま最終回を迎えた。ここ数年、数多くのリメイク制作を通じて成功と失敗を繰り返している韓国だが、映画『リトル・フォレスト』や『いま、会いにゆきます』のリメイク版のような成功に向けた試みは、今年も続きそうだ。