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釈由美子や大政絢にも負けていない韓国の美ボディ女優リュ・セビが明かす「健康美のヒミツ」

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
リュ・セビ(写真提供:SPOMAX/MUSCLE MANIA KOREA)

女優としてドラマや映画に出演する一方、その美ボディが関心を集めているリュ・セビ。

リュ・セビは、昨年9月に開催された韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』のスポーツモデル部門1位を獲得し、一躍その健康美が注目されるようになった。

(参考記事:【画像】韓国の釈由美子!? “美ボディすぎる女優”リュ・セビの「際どい水着グラビア」が公開!!

女優で筋肉女子。日本でいえば、鍛え上げた美ボディを自身のブログやInstagramで公開して話題を呼んでいる釈由美子や大政絢に近い存在といえる。

韓国で近年、体を鍛える女性が増えているなか、リュ・セビの肉体美にも関心が集まっているわけだが、彼女はどのようにしてその美ボディを作り上げたのか。

ソウルでインタビューした彼女は意外な言葉を切り出した。

「実は、子どもの頃は運動が嫌いだったんです」

軍で配布されるフィットネス誌の表紙に

「昔から運動嫌いで、体育も“具合が悪い”といってよくサボっていたぐらいなんですよ。ただ、長距離走だけは得意だったので、根性はあったのかもしれません(笑)」

今をときめく“マッスル美女”ながら、もともとは運動嫌いだったというのは少々意外でもあったが、そんなリュ・セビが、「フィットネス大会で入賞して有名になるために」本格的にトレーニングをスタートしたというのは、前回紹介した通りだ。

いまでは韓国国防部の定期刊行物に指定されているフィットネス専門誌『MAXQ』で表紙モデルに抜擢されるなど、“美ボディすぎる女優”として注目されているが、自身の名を広めるためにトレーニングを始めたリュ・セビは、「筋肉痛が快感になった」ことがきっかけで、運動にのめり込んでいったと話す。

(参考記事:なぜ? セクシーな“マッスル美女”が登場する雑誌『MAXQ』が韓国の軍で配布されている理由

「筋肉痛になると、自分の体が変化していることを直感的に感じられるじゃないですか。それが快感で、体をいじめることが楽しくなっていったんです。ただ、周囲からは“自分で自分をいじめるなんて、変態みたいだ”と言われることもあります(笑)」

昨年4月の『マッスルマニア』のミズ・ビキニ部門グランプリに輝いた“ビキニ女神”キム・ジミンなど、いざウェイトトレーニングを始めたら魅力に取りつかれたというマッスル美女は多いが、たしかに「筋肉痛が快感でハマった」というのは珍しいかもしれない。

ただ、それよりも驚いたのは、リュ・セビの普段の運動量である。

コンプレックスを武器に「リンゴ尻」も話題

「トレーニングは毎日していますよ。3日間で全身が鍛えられるようにスケジュールを組んでいます。例えば、1日目は下半身、2日目は背中、3日目は肩…といった感じですね。

大会シーズンは、1日に2回運動します。オフシーズンと違って、1日で全身を鍛えます。7時間ぐらいウェイトトレーニングをして、有酸素運動も1時間を2回。寝る時間と食事の時間以外はすべてトレーニングに費やします」

“美ボディすぎる女教師”とされるアン・インソンなども、「毎日、自分自身の限界を超えたトレーニングをすることで、自分に誇りを持てるようになる」と語っているが、リュ・セビもまた、美ボディを作るために時間と労力を惜しまないわけだ。

そんな彼女が特に力を入れているのは、下半身のトレーニングだという。

「私は下半身の筋肉が付きやすいので、強みを生かそうと思い、重点的に鍛えています。もともとは下半身が太りやすいのがコンプレックスだったんですが、いまはむしろ、私の特長の一つになっていますね。

それに、下半身にボリューム感があると、腰が細く見えるので、女性的なSラインが強調されるんですよ」

実際、リュ・セビの下半身の美しさは評価が高い。メディアに「リンゴ尻」と取り上げられることもあるほどだ。

(参考記事:ぴたぴた衣装で“リンゴ尻”を強調。新人マッスル美女リュ・セビのSNSがスゴい!!

ハードなトレーニングを積み重ね、フィットネス界のスターとなったリュ・セビ。ただ、彼女が注目を集めている背景には、韓国で体を鍛える女性が急増していることもあるだろう。リュ・セビは、そんな韓国の状況をどう見ているのか。(つづく)

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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