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「まるで日本のセクシービデオじゃないか!!」韓国ガールズアイドルの“過激パフォーマンス”が物議

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
(ペイレスイメージズ/アフロ)

“お騒がせグループ”と呼ばれる韓国女性アイドルが、またもや物議を醸している。

渦中のグループは、SIX BOMB。7月31日夜に新曲『Hiccup Hiccup』のミュージックビデオ(MV)を公開したのだが、それは日本のセクシービデオをパロディ化したものだった。

新曲MVが日本のセクシービデオのパロディ!?

SIX BOMBはその数日前に『Hiccup Hiccup』のティーザー動画(MVを断片的に公開)を公開していたのだが、そのときからK-POPファンたちの間では「日本のセクシービデオのようだ」との指摘が相次いでいた。

(参考記事:【画像&動画】日本のセクシービデオをパロディした韓国ガールズグループが話題「本物みたいで一瞬焦った」

そうしたファンの反応をいち早くキャッチした韓国メディアもこぞって報じており、「“成人ビデオ?”SIX BOMBの新曲MVを巡って物議」(『韓国日報』)、「日本のAVがコンセプト? SIX BOMBのティーザー映像が物議」(『スポーツ・ソウル』)、「ガールズグループSIX BOMB、扇情性騒動『Hiccup Hiccup』ティーザー公開」(『TVDaily』)と問題提議していた。

そもそもSIX BOMBは、これまでもさまざまな問題を起こしてきた。

例えば、2016年2月にはアルバム『10年だけ待ってよ、ベイベー』をリリースしたのだが、超密着型のタイトなピンクレオタードの衣装が「魚肉ソーセージみたい」と不評を買うだけでなく、放送通信審議委員会からも「衣装が扇情的だ」として「着用放送不可」判定を受けた。

最年少メンバーが成人映画に出演

さらには、最年少メンバーのハンピッが過去に成人映画に出演していたことも発覚。

韓国の成人映画産業はただでさえ壊滅状態とされていただけに、そんなマイナー業界出身のアイドルがいるということで驚きを隠せない声が多かった。

(参考記事:韓国の成人映画産業を壊滅させたのは日本だった!! 韓国ピンク映画“栄枯盛衰史”

何かと物議を醸すトラブルを起こしているため、“ガールズグループの問題児”と指摘されることも少なくなかったのだ。

何よりも衝撃的だったのは、現役アイドルでありながら整形手術に挑んだ過程を公開したことだろう。

美容整形を公開して物議

合計1億ウォン(約1000万円)の整形手術代をかけて、当時4人(現在は3人)全員同意の上で行われた「美容整形プロジェクト」だったが、当然ながら冷ややかな反応だった。

(参考記事:過熱競争の果てが生み出した韓国ガールズアイドルの「美容整形ビフォー&アフター」

そして今回の「日本のセクシービデオパロディ」である。

たしかに韓国では“雨後のタケノコ”のような勢いで、アイドルグループが次々とデビューする現状がある。過酷な競争を生き残るためには、オリジナリティや個性は必須だろう。

セクシーからオリジナリティ重視になっているが…

一時はそれが度を越えたセクシー路線に集中していた。

だが、最近は「“バナナアレルギー”でバナナが食べられない猿」というコンセプトの「OH MY GIRL BANANA」など、ユニーク路線に進むガールズグループも増えている。

SIX BOMBからすれば、これまで物議を醸してきたパフォーマンスもオリジナリティのひとつなのかもしれない。実際に話題になっている現実があるし、良し悪しは別として“炎上商法”がひとつのマーケティングになっていることは否定できないだろう。

SIX BOMBはメンバーこそ脱退しているものの、今年でデビュー6年目。韓国アイドルの賞味期限は「長くて5年以内」といわれているなかで、実際に生き残っている。

ただそれにしても過激すぎないかと感じてしまうのは、筆者だけではないだろう。はたして彼女たちは、今後も物議を醸すパフォーマンスを続けていくのだろうか、注目してみたい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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