Yahoo!ニュース

“セクシークイーン”か、“神セブン”か。今季日本ツアー初参戦のアン・シネは活躍できるか

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
(写真提供=カン・ミョンホ)アン・シネ

いよいよ“セクシークイーン”の2018年シーズンが始まる。

昨年、ゴルフ界内外で話題をさらったアン・シネが本日、4月13日から開催される「KKT杯バンテリンレディスオープン」に出場するのだ。

一挙手一投足に注目が集まるか

今季日本ツアー初出場のアン・シネは初日、昨年大会でプレーオフの末に敗れた上田桃子、地元・熊本の有村智恵と同組。日本のメディアも「多くのギャラリーを引き連れることが予想される」と報じていた。

昨春は、ミニスカートで華麗にプレーする彼女の一挙手一投足に注目が集まったが、今春も“セクシークイーン旋風”が巻き起こるのか注目されることだろう。

(参考記事:写真23連発!! ミニスカートでプレーするアン・シネのセクシーな一挙手一投足

アン・シネの日本ツアー初出場は、お隣・韓国でも報じられている。

ゴルフメディア『マニアリポート』は「“2018年シーズンスタート”アン・シネ、日本のKKT杯バンテリンレディスオープンに出撃」と見出しを打った記事を掲載。

「アン・シネは今大会を皮切りに、今シーズンを始める」とし、「2月から4月までの約2カ月間、合宿をするなど昨年とは違うスケジュールを過ごした」と伝えていた。

フィジカル面の強化も

前年との違いはそれだけではない。

アン・シネは日本ツアー参戦中、六本木のスポーツジム「トータル・ワークアウト」から体のケアやフィジカル面のサポートを受けるという。

昨年も日本ツアーに向けて筋肉を増量し、その筋トレ動画が「セクシーすぎる」と話題になっていたが、今季はさらにフィジカル面での強化が期待できそうだ。

(参考記事:アン・シネが日本ツアーに向けてまさかの筋肉3キロ増量。その筋トレ動画もセクシーすぎる!!

彼女の意気込みが伝わってくるが、それもそうだろう。

昨季は日本で14試合に出場し、予選通過は9試合。棄権1回もあり、最高位は「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の12位タイで、賞金ランクは83位に終わり、シード権を獲得できなかった。昨年末のファイナルQTも71位で終えた。

不甲斐ない結果を誰よりも悔しく感じているのは彼女自身だ。その思いは、昨年韓国で行ったインタビューのときにも伝わってきた。

(参考記事:【韓国独占取材】アン・シネが自己採点と日本のゴルフ文化について率直に語った!!

韓国美女ゴルファー“神セブン”がずらり出場

とはいえ、一筋縄ではいかないだろう。

前年覇者の西山ゆかり、今シーズン2勝の鈴木愛とライバルは多い。賞金ランキングでトップを走るアン・ソンジュも強敵だろう。

さらに韓国女子ゴルファーと括った場合、「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」で3位タイ、「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」で2位と、確実に調子を上げている“8頭身美女ゴルファー”ユン・チェヨンもいる。

もちろんイ・ボミやキム・ハヌルといったスター選手も出場する。実力と美を兼ね備えた“韓国美女ゴルファー神セブン”の多くが「KKT杯バンテリンレディスオープン」に参戦するのだ。

いずれにしても、今季前半戦のアン・シネは、推薦出場のみの限定的な立場。だからこそ話題性だけでなく、きちんとした“結果”を期待したい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

慎武宏の最近の記事