2017年にスタートした、あんこが主役のスイーツを集めた「あんこ博覧会」。今年も2月1日～14日までの期間限定で、日本橋三越本店で開催されています。

「あんこ博覧会」は、例年秋に開催されていましたが、2021年よりバレンタイン時期に同時開催されるように。2023年も、チョコレートを扱う「スイーツコレクション」と、「あんこ博覧会」が同時開催され、和洋のお菓子両方を楽しめるという、スイーツファンには夢のような空間となっています。

2023年のテーマは、「Sweets Parade♪～スイーツパレード～」

今回の「あんこ博覧会」では、旬のいちごにスポットを当て、老舗和菓子店の進化系スイーツや、日本橋三越本店限定のスイーツなどを展開。期間中全27ショップが登場予定です。

明治45年創業の和菓子店「富久屋」の「いちごモンブラン苺大福 」や、「信州 里の菓工房」の「信州伊那栗の苺モンブラン」、パリ発のベーカリー「ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー」の「苺とあんのクロワッサン・ア・ラ・クレーム」など、和洋様々な業態のお店が登場。いちごの多彩なおいしさを楽しめます。

手に取りたくなる、かわいい缶やパッケージが充実！

一方、「スイーツコレクション」では、全64ショップが登場し、本格派のチョコレートから思わず集めたくなるようなパッケージ＆缶菓子をラインナップ。

英国王室御用達ブランド〈プレスタ〉の人気のピンクシャンパントリュフを世界に誇る日本の陶芸「九谷焼」の陶箱に詰めた「〈プレスタ〉KUTANI陶箱ピンクシャンパントリュフ」や、「〈ケイタマルヤマ〉詰め合わせクッキー缶(フォーエバー「K」)」など有名ブランドとコラボした缶に注目！「クルミッ子」で知られる「鎌倉紅谷」からは、4月に迎える三越創業350周年を記念し、三越のシンボルであるライオン像と、「鎌倉紅谷」のシンボルキャラクターリスくんをデザインしたオリジナル缶が数量限定で登場します。

イートインも見逃せない！

また「あんこ博覧会」では、特別感のあるイートインメニューも見逃せません。イートイン初出店の「鎌倉紅谷」には、バジル風味のいちごジャムで仕立てた大福に粒あんや「クルミッ子のキャラメルソース」を添えた粒餡「〈鎌倉紅谷〉フレーズ オモニエール～Fraise Aumônière～(いちご大福とどら焼きのマリアージュ)」と、ソーヴィニヨン・ブラン種のぶどうのジュレに柑橘やハーブを組み合わせた「大人の爽やかいちごパフェ」の2品が登場します。

一方、「スイーツコレクション」の注目スイーツは、京都の「和栗専門 紗織」と創業200年を誇る熱海一の老舗「古屋旅館」との共同プロデュース店「和栗菓子 kiito」の「カカオ香るモンブラン 結」。中にはチョコレートでコーティングしたメレンゲに濃厚なチョコレートテリーヌとマロンクリームがたっぷり入っていて、バレンタインならではの味わいを楽しめます。

バレンタインが贈り物から自分で楽しむイベントへと変化した昨今は、取っておくことを前提に選ぶかわいいデザインの缶や箱のお菓子や、その場で楽しむイートインがますます人気に。さらにチョコレートのみならずあんこスイーツも加わったこで、日本のバレンタインは新しい時代を迎えたのだと読み取れます。いずれにせよ、一年で最大のスイーツの祭典であることは間違いないので、ぜひ色々なスイーツを楽しんでくださいね。